以下の手順を行ってください。
移行元のManagerから、PDBをバックアップする。
「17.2.1.1 PDBファイル」を参照し、移行元のManagerからPDBファイルをバックアップします。
移行元PDBから、構成情報を取り出す。
「18.4 sqcPDBexport (構成情報移行コマンド) 」を参照し、移行元PDBから構成情報をファイル出力します。その際、-n オプションで、移行先のManagerのホスト名を指定します。
移行先のManagerをインストールする。
「4.1.1 Managerの作業」を参照し、移行先のManagerを新規にインストールします。ただし「4.1.1.2 起動方法と確認方法」で説明する、常駐プロセスの起動は行わないでください。
移行元のManagerのPDBを、移行先のManagerにコピーする。
1.でバックアップしておいた移行元のPDBを、移行先のManagerの、同様のパスにコピーします。
移行元のManagerの構成情報を移行先のManagerにコピーする。
2.で出力した構成情報ファイルを、移行先のManagerの、以下のフォルダに置きます。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\transfer\DsaPDBWriter |
【Solaris版】【Linux版】
/var/opt/FJSVssqc/temp/DsaPDBWriter |
移行先のManagerの常駐プロセスを起動する。
「第5章 常駐プロセス、起動と停止」を参照して、起動してください。また、常駐プロセスが正しく起動しているか確認してください。
ManagerのIPアドレス変更の手続きを行う。
ManagerのIPアドレスが変る場合は、ManagerのIPアドレス変更の際の作業を行う必要があります。
「17.3 ManagerのIPアドレスの変更」を参照し、作業を行ってください。