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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

3.5.12 PRIMECLUSTER情報

PRIMECLUSTER情報入力画面で設定する「PRIMECLUSTER情報」について説明します。

「PRIMECLUSTER情報」には、PRIMECLUSTERに関する情報を設定します。
3.5.2 データベース情報」の「データベース運用形態」が「HA」または「RAC」の場合のみ設定します。

設定する情報は、「3.5.2 データベース情報」の「データベース運用形態」により異なります。

データベース運用形態が「HA」の場合

HA構成の場合」を参照してください。

データベース運用形態が「RAC」の場合

RAC構成の場合」を参照してください。


HA構成の場合

HA構成の場合の「PRIMECLUSTER情報」に設定する項目について、以下に示します。

項目名

項目値

PRIMECLUSTER連携する

PRIMECLUSTER連携を行うかどうかを指定します。
HA構成の場合は、基本的にはチェックを入れてPRIMECLUSTER連携を行うように設定してください。

  • チェックあり:PRIMECLUSTER連携を行う

  • チェックなし:PRIMECLUSTER連携を行わない

ホスト名

3.5.5 システム情報」で設定されたホスト名が、同じノード順番で、クラスタノードごとに設定されます。設定値は変更できません。

CFノード名

PRIMECLUSTER連携を行う場合、「ホスト名」に対応する、PRIMECLUSTERのクラスタ設定時に設定したCFノード名を、クラスタノードごとに設定してください。
指定可能な文字は、「|」、「'」、「!」、および空白を除く、半角文字です。
最大長は11文字です。

Oracleアプリケーション名

PRIMECLUSTER連携を行う場合、「ORACLE_SID」で指定したOracleインスタンスのリソースを含む、PRIMECLUSETER RMSのuserApplication名を指定してください。
指定可能な文字は、半角英数字および「_」です。
最大長は18文字です。
英字からはじまる値を指定してください。

注意

PRIMECLUSTER連携を行う場合は、必ずすべての項目に値を設定してください。

ポイント

「PRIMECLUSTER連携する」について

PRIMECLUSTER連携を行う場合、リカバリー機能およびカスタムリカバリー機能の処理内で、以下の処理を自動的に行います。

  • ターゲットデータベースを停止する必要がある場合、リカバリー開始前時にPRIMECLUSTERのOracleリソースの監視を一時的に無効化します。

  • リカバリー後に、無効化したOracleリソースの監視を再開します。ただし、リカバリー処理が異常終了した場合、Oracleリソースの監視は再開しません。

参照

CFノード名については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。

RMSのuserApplicationについては、「PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書」または「PRIMECLUSTER Wizard for Oracle導入運用手引書」を参照してください。


RAC構成の場合

RAC構成の場合の「PRIMECLUSTER情報」に設定する項目について、以下に示します。

項目名

項目値

PRIMECLUSTER連携する

PRIMECLUSTER連携を行うかどうかを指定します。
PRIMECLUSTERを使用している環境の場合は、チェックを入れてください。

  • チェックあり:PRIMECLUSTER連携を行う

  • チェックなし:PRIMECLUSTER連携を行わない

ホスト名

3.5.5 システム情報」で設定されたホスト名が、同じノード順番で、クラスタノードごとに設定されます。設定値は変更できません。

CFノード名

PRIMECLUSTER連携を行う場合、「ホスト名」に対応する、PRIMECLUSTERのクラスタ設定時に設定したCFノード名を、クラスタノードごとに設定してください。
指定可能な文字は、「|」、「'」、「!」、および空白を除く、半角文字です。
最大長は11文字です。

Oracleアプリケーション名

PRIMECLUSTER連携を行う場合、「ORACLE_SID」で指定したOracleインスタンスのリソースを含む、PRIMECLUSETER RMS のuserApplication名を、クラスタノードごとに指定してください。
指定可能な文字は、半角英数字および「_」です。
最大長は18文字です。
英字からはじまる値を指定してください。

注意

PRIMECLUSTER連携を行う場合は、必ずすべての項目に値を設定してください。

ポイント

「PRIMECLUSTER連携する」について

PRIMECLUSTER連携を行う場合、リカバリー機能およびカスタムリカバリー機能の処理内で、以下の処理を自動的に行います。

  • ターゲットデータベースを停止する必要がある場合、リカバリー開始前時にPRIMECLUSTERのOracleリソースの監視を一時的に無効化します。

  • リカバリー後に、無効化したOracleリソースの監視を再開します。ただし、リカバリー処理が異常終了した場合、Oracleリソースの監視は再開しません。

参照

CFノード名については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。

RMSのuserApplicationについては、「PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書」または「PRIMECLUSTER Wizard for Oracle導入運用手引書」を参照してください。