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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

2.1 導入手順

Recovery Manager for Oracleの導入手順について説明します。

注意

Recovery Manager for Oracleをインストールするサーバについて

Recovery Manager for Oracleは、バックアップ・リカバリー対象のOracleデータベース(以降、“ターゲットデータベース”と称します)がインストールされているサーバ(データベースサーバ)にインストールします。クラスタ構成の環境に導入する場合は、クラスタシステムを構成するすべてのクラスタノードにインストールしてください。どのノードからインストールしても構いません。

Recovery Manager for Oracleの導入は、以下の手順で行います。
クラスタ環境の場合は、以下の手順をすべてのクラスタ構成ノードで行ってください。

図2.1 導入手順

  1. インストール前提条件の確認

    Recovery Manager for Oracleをインストールする前に、インストール先の環境が、Recovery Manager for Oracleをインストールするための前提条件を満たしていることを確認します。
    インストールするための前提条件については、「2.2 インストールの前提条件」を参照してください。

  2. ディスク資源の準備

    Recovery Manager for Oracleが必要とするディスク資源を見積もり、不足している場合は拡張します。
    必要なディスク資源の見積もりについては、「2.3.1 必要なディスク容量」を参照してください。

  3. カーネルパラメータの設定

    Recovery Manager for Oracleが動作するために必要なカーネルパラメーターを見積もり、設定、または変更します。
    確認するカーネルパラメーターについては、「2.3.2 カーネルパラメーター」を参照してください。

  4. インストール

    データベースサーバにRecovery Manager for Oracleをインストールします。
    インストール方法については、「2.4 インストール」を参照してください。

  5. 環境変数の設定

    Recovery Manager for Oracleが動作するために必要な環境変数を設定します。
    環境変数の設定方法については、「2.5 環境変数の設定」を参照してください。