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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

2.4 インストール

Recovery Manager for Oracleのインストール手順について説明します。

注意

Recovery Manager for Oracleをインストールするサーバについて

Recovery Manager for Oracleは、データベースサーバにインストールします。クラスタ構成の環境に導入する場合は、クラスタシステムを構成するすべてのクラスタノードにインストールしてください。どのノードからインストールしても構いません。

Recovery Manager for Oracleのインストールは、以下の手順で行います。

  1. rootユーザーでログインします

    本製品をインストールするサーバに、rootユーザーでログインします。
    root以外のユーザーでサーバにログイン後、suコマンドでrootユーザーに変更することもできます。

  2. 本製品がインストールされていないことを確認します

    pkginfoコマンドを実行して、本製品がインストールされていないことを確認します。

    # pkginfo -l FJSVrmfo<Enter>

    パッケージ情報が出力された場合は、すでに本製品がインストールされていますので、アンインストールしてからインストールしてください。
    アンインストールについては、「2.6 アンインストール」を参照してください。

  3. CD-ROMをCD-ROM装置にセットします

    CD-ROMをCD-ROM装置にセットします。
    CD-ROMが自動的にマウントされない場合は、手動でマウントする必要があります。

  4. pkgadd(1M)コマンドを実行します

    pkgadd(1M)コマンドを実行して、インストールを開始します。

    # pkgadd -d /cdrom/cdromn/pkg FJSVrmfo<Enter>

    n : ドライブ番号

  5. インストール先ディレクトリを確認します

    インストール先ディレクトリの確認要求が表示されたら、確認を行います。
    デフォルトのディレクトリにインストールする場合には「y」を入力してください。
    変更する場合には「n」を入力してください。「n」を入力した場合は、インストール先のディレクトリパスを要求されますので、希望するディレクトリパスを入力してください。

    注意

    インストール先ディレクトリをデフォルト以外に変更する場合、指定可能な文字は半角英数字と「_」です。

    </cdrom/cdrom0/pkg> 中のパッケージインスタンス <FJSVrmfo> を処理中です。
    
    ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle EE(sparc) 14.1
    Copyright 2004-2010 FUJITSU LIMITED 
    
    THIS PACKAGE CONTAINS UNPUBLISHED PROPRIETARY SOURCE CODE OF FUJITSU. 
    
    The copyright notice above does not evidence any actual or intended
    publication of such source code. 
    This package default installation information is following: 
         Package install directory: /opt
    
    Are you sure [y,n,?,q] y<Enter>
  6. 実行ログ出力先ディレクトリを確認します

    本製品の実行ログ出力先の確認要求が表示されたら、確認を行います。
    デフォルトのままでよい場合は、「y」を入力してください。
    変更する場合には「n」を入力してください。「n」を入力した場合は、実行ログ出力先のディレクトリパスを要求されますので、希望するディレクトリパスを入力してください。

    The work area is necessary for this package.
    logging directory information is following: 
     logging directory: /opt/FJSVrmfo
    
    Are you sure [y,n,?,q] y<Enter>

    参考

    Recovery Manager for Oracleの実行ログは、インストール時に指定した実行ログ出力先配下の“log”ディレクトリに出力されます。
    実行ログ出力先に“/opt/FJSVrmfo”以外を指定した場合は、指定した実行ログ出力先に“log”ディレクトリが作成され、“/opt/FJSVrmfo/log”にリンクされます。

  7. インストールの継続を確認します

    インストール前処理が実行された後、rootユーザー(スーパーユーザー)の権限でインストールを実行するかを確認するメッセージが表示されます。
    インストールを続行する場合は「y」を、インストールを続行しない場合は「n」を入力してください。

    このパッケージには、パッケージのインストール処理中にスーパーユーザーの
    アクセス権で実行するスクリプトが含まれています。
    
    <FJSVrmfo> のインストールを継続しますか [y,n,?] y<Enter>
  8. インストール処理が実行されます

    インストール処理が実行されます。

    ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle EE を <FJSVrmfo> としてインストール中です。
    
    ## 1/1 部分をインストールしています。
    /opt/FJSVrmfo/.property/help.conf
    :
    ## postinstall スクリプトを実行中です。
    
    <FJSVrmfo> のインストールに成功しました。
    #
  9. CD-ROMを取り出します

    インストール処理が終了したら、CD-ROMを取り出します。
    CD-ROMを手動でマウントした場合は、アンマウントしてください。