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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

2.5 環境変数の設定

Recovery Manager for Oracleを正常に動作させるためには、インストール後に、本製品で使用する環境変数を設定する必要があります。以下に、環境変数の設定について説明します。

注意

クラスタ構成の場合は、すべてのクラスタ構成ノードで、環境変数の設定・確認を行ってください。


  1. RMfO環境変数設定ファイルに、RMFO_JAVAPATHを定義します

    本製品で使用するrootユーザーの環境変数を定義するファイルを、RMfO環境変数設定ファイルといいます。
    RMfO環境変数設定ファイルに定義された環境変数は、本製品を使用するときだけ有効になります。
    RMfO環境変数設定ファイルは、以下のファイル名で用意されています。

    # installdir/conf/rmfoenv.src

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ

    本製品をインストールしたデータベースサーバにログインし、rootユーザーでRMfO環境変数設定ファイルを編集して、以下の環境変数を定義してください。

    環境変数

    設定値

    RMFO_JAVAPATH

    本製品実行時に使用する、Java実行環境のパス

    RMfO環境変数設定ファイル

    setenv RMFO_JAVAPATH /rmfojava/jdk1.6.0_17/jre/bin

    ポイント

    RMfO環境変数設定ファイルに定義が必要な環境変数はRMFO_JAVAPATHのみですが、その他に本製品を使用する場合のみ有効にしたい環境変数がある場合は、RMfO環境変数設定ファイルに環境変数の定義を追加してください。

  2. LANGの設定を確認します

    本製品は、以下のLANGで動作します。

    • ja (EUCの場合)

    • ja_JP.PCK (SJISの場合)

    rootユーザーのLANG設定値を確認し、上記以外のLANGを設定している場合は、本製品実行時にLANGが上記の設定になるように、RMfO環境変数設定ファイルにLANGの定義を追記してください。

    注意

    Oracleインストールユーザーに設定されたLANG環境変数の値が、rootユーザーに設定された値と異なる場合、Recovery Manager for Oracleの実行ログファイルの内容が文字化けする可能性があります。文字化けを防ぐには、Oracleインストールユーザーに、rootユーザーと同じLANG環境変数を設定してください。

  3. アドバンスト・コピー関連の環境変数を確認します

    クラスタ運用環境でアドバンスト・コピー機能を使用する場合は、AdvancedCopy Managerのクラスタ運用環境の構築が完了している必要があります。AdvancedCopy Managerのクラスタ運用環境の構築時に設定するSWSTGNODE環境変数が設定されていることを確認してください。

    参照

    AdvancedCopy Managerのクラスタ運用環境の構築については、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド」を参照してください。