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SystemwalkerRunbook Automation V14g BPM Studio利用ガイド

12.6.3 外部データベースのデータの更新、挿入、削除

ユーザ定義属性(UDA)に格納された情報で、外部データベースのデータを更新できます。また、データベースに対してデータの挿入や削除を行うことができます。

前提条件は以下です。

外部データベースのデータを更新、挿入、削除するには、以下の手順に従います。

  1. [プロパティー]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。

  2. [アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所に対応する[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  3. [アクションタイプ一覧]ダイアログが表示されたら、[データベースアクション]を展開します。

  4. [Update SQL]など、実行するデータベースアクションをダブルクリックします。[UDAからSQLを更新]ダイアログが表示されます。

  5. [更新ステートメントの入力]タブにおいて、[データソースの選択]コンボボックスで、DataSourceDefinition.xmlに定義されたデータソースを選択します。

    注意

    定義したデータソースがこのリストに表示されない場合は、DataSourceDefinition.xmlでの設定を確認してください。

  6. SQL文を入力します。

    このSQL文では、入力変数を疑問符として記述できます。後でそれぞれの入力変数をUDAに関連付けます。

    以下の例は、外部データベース内の従業員の給与を更新するSQL UPDATE文を示しています。empは、給与情報を格納したデータベーステーブルです。

    update emp set salary=? where empid=?

    図12.40 データソースとSQL文の指定

  7. [データマッピング]タブを選択します。SQL文を変更すると、[データマッピング]タブの情報がクリアされるので注意してください。

  8. SQL文で使用する値を提供するUDAを選択します。

    以下の例では、EmployeeSalaryというUDAに、外部データベースで更新される給与が格納されています。データを更新する対象の従業員は、EmployeeName UDAによって決まります。

    図12.41 値を提供するUDAの指定

  9. オプション: [詳細]タブで、[アクション名]にJava Actionのわかりやすい名前と[ノート]にメモを入力します。

  10. [OK]をクリックします。