ページの先頭行へ戻る
SystemwalkerRunbook Automation V14g BPM Studio利用ガイド

12.6.2 外部データベースからのデータの取得

外部データベースに対してクエリを実行し、その結果をUDAの値として割り当てることができます。

前提条件は以下です。

外部データベースからデータを取得するには、以下の手順に従います。

  1. [プロパティー]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。

  2. [アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所に対応する[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  3. [アクションタイプ一覧]ダイアログが表示されたら、[データベースアクション]を展開します。

  4. [Select SQL]をダブルクリックします。

  5. [データソースの選択]ドロップダウンリストから、DataSourceDefinition.xmlで定義したデータソースを選択します。

    注意

    定義したデータソースがこのリストに表示されない場合は、DataSourceDefinition.xmlでの設定を確認してください。

  6. SQLのSELECT文を入力します。

    このSQL文では、入力変数を疑問符として記述できます。後でそれぞれの入力変数をUDAに関連付けます。

    以下の例では、従業員番号で従業員の名前を検索します。クエリ対象のデータベーステーブルはempです。

    select empname from emp where empnum=?

    図12.38 データソースとSQL SELECT文の指定

  7. [データマッピング]タブを選択します。SQLクエリを変更すると、[データマッピング]タブの情報がクリアされるので注意してください。

  8. SQLクエリに入力変数が含まれている場合は、[UDAから入力へのマップ]領域で、変数をUDAにマップします。

  9. [出力からUDAへのマップ]領域で、SQLクエリの結果に使用するUDAを選択します。

    下の例では、EmployeeNumberというUDAがSQLクエリで使用され、EmployeeNameというUDAに結果が格納されます。

    図12.39 クエリにUDAを指定して、クエリの結果をUDAにマッピング

    注意

    SQLクエリが複数の結果を返す場合は、そのうちの1つだけがUDAに割り当てられます。

  10. オプション: [詳細]タブで、[アクション名]にJava Actionのわかりやすい名前と[ノート]にメモを入力します。

  11. [OK]をクリックします。