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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 運用ガイド

1.3 運用操作の全体フロー

ここでは、Systemwalker Service Catalog Managerの基本的な運用操作の全体フローを説明します。

図1.2 運用操作の全体フロー

  1. Systemwalker Service Catalog Managerの起動
    システム運用管理者は、Systemwalker Service Catalog Managerを起動します。
    詳細は、“2.2 Systemwalker Service Catalog Managerの起動/停止”を参照してください。

  2. サービス管理者の登録
    システム運用管理者は、サービス管理者を登録します。
    サービス管理者の登録は、Systemwalker Service Catalog Managerのセットアップ時に行います。
    詳細は、“導入ガイド”の“3.6.3 サービスカタログ管理のセットアップ”の“サービス管理者の登録”を参照してください。

  3. テンプレートの登録
    Systemwalker Service Catalog Managerのサービス仕様は、業務システムやICTリソースを標準パターン化したテンプレートに基づいて作成されます。このため、サービス仕様を作成する前に、テンプレートを登録しておく必要があります。
    テンプレートは、テンプレート管理者がSystemwalker Software Configuration Managerの管理コマンドを利用して登録します。テンプレートの登録方法については、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g 運用ガイド”および“Systemwalker Software Configuration Manager V14g コマンドリファレンス”を参照してください。

    参考

    テンプレート管理者とは、システム構築に必要な動作検証済みのシステム構成をテンプレートとして登録し、テンプレートを管理する管理者のことです。サービス管理者が担当を兼ねる場合もあります。
    テンプレート管理者については、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g 解説書”を参照してください。

    ポイント

    登録するテンプレートの説明には、配備後のアクセス方法を指定してください。
    この情報は、サービス利用者が、登録したテンプレートがもとになるサービスを利用する際に参照します。

  4. サービス仕様の作成
    サービス管理者は、登録されているテンプレートに基づいてサービス仕様を作成します。
    詳細は、“4.2.1 サービス仕様の作成”を参照してください。

  5. 価格モデルの設定
    サービス管理者は、作成したサービス仕様に対して、価格モデルを設定します。
    詳細は、“4.3.1 価格モデルの設定”を参照してください。

  6. サービスの公開
    サービス管理者は、サービスを公開します。
    詳細は、“4.2.4 サービスの公開/非公開”を参照してください。

  7. サービス利用者の登録
    サービス管理者は、サービス利用者を登録します。
    詳細は、“4.4.1 サービス利用者の登録”を参照してください。

  8. サービスの利用申請
    サービス利用者は、利用部門で利用するサービスの利用申請を行います。
    詳細は、“5.2.1 サービスの利用申請”を参照してください。
    サービスの利用申請が完了すると、利用部門のエンドユーザがサービスを利用することができます。

  9. サービス使用状況の表示
    サービス利用者は、必要に応じて、サービスの使用状況を表示します。
    詳細は、“5.3.1 サービス使用状況の表示”を参照してください。

  10. サービスの解約
    サービス利用者は、利用部門で不要になったサービスを解約します。
    詳細は、“5.4.1 サービスの解約”を参照してください。

  11. 課金基礎情報の表示
    サービス管理者は、必要に応じて、利用部門ごとの課金基礎情報を表示します。
    詳細は、“4.4.2 課金基礎情報の表示”を参照してください。

  12. サービスの非公開
    サービス管理者は、新規のサービス利用を抑制したい場合に、サービスを非公開にします。
    詳細は、“4.2.4 サービスの公開/非公開”を参照してください。

  13. サービス仕様の削除
    サービス管理者は、不要となったサービス仕様を削除します。
    詳細は、“4.2.3 サービス仕様の削除”を参照してください。