Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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付録E システムの監視対象と方法

E.3 Symfoware Serverの無応答監視

モニタデーモンは、定期的にデータベースの状態を3秒間隔で調査し、タイムアウト時間内にデータベースからのレスポンスがなかった場合、無応答として検知します。無応答を検知すると、設定したタイムアウト時間内に正常なレスポンスを保証できなかったと判断し、メッセージを出力するか、またはデータベースの切替えを行います。

■設計の方針

タイムアウト時間およびタイムアウトを検知した場合の振る舞いは、一時的な高負荷処理の誤検知を防ぐために、デフォルト値である、メッセージ出力で運用することを推奨します。(この場合、メッセージが出力された時点で調査を行い、異常と判断したらdxswitchコマンドで副系ノードに切替えて運用を継続します)
また、自動的なデータベース切替えを選択する場合は、“DBミラーリング動作環境ファイルの編集”の記載に従ってタイムアウト時間を正しく見積もってください。


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