Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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付録A 資源の見積り> A.3 システム環境の資源見積り> A.3.1 メモリの見積り

A.3.1.1 Mirroring Controllerで使用するメモリ量

Mirroring Controllerで使用するメモリ量の見積りは、両ノードでそれぞれに行います。

■複写元RLPの見積り

複写元RLPで必要なメモリ量は、以下の式で見積ります。

メモリ使用量 = 5メガバイト
               + 800000バイト + 400 × DSI数
               + RERUNログバッファサイズ × RERUNログバッファ枚数
               + 16バイト × RERUNログバッファ枚数
               + 3 × RERUNログバッファサイズ

DSI数

当該RLPに属するロググループ配下のDSI数です。

RERUNログバッファ枚数

RERUNログバッファの見積り”で求めたRERUNログバッファ枚数です。

RERUNログバッファサイズ

RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。
RERUNログバッファサイズ = AIログバッファ1枚のサイズ × 4

■複写先RLPの見積り

複写先RLPでMirroring Controllerが使用するメモリ量は、以下の式で見積ります。

メモリ使用量 = 26メガバイト
               + 1400000バイト + 400 × DSI数
               + RERUNログバッファサイズ × ( RERUNログバッファ枚数 + 1 )
               + 16バイト × RERUNログバッファ枚数
               + 128バイト×(DSI数+順序数)× RLP数
               + 450000バイト × REF_EXEC_NUM × RLP数

DSI数

当該RLPに属するロググループ配下のDSI数です。

RERUNログバッファサイズ

RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。
RERUNログバッファサイズ = AIログバッファ1枚のサイズ × 4

RERUNログバッファ枚数

RERUNログバッファの見積り”で求めたRERUNログバッファ枚数です。

REF_EXEC_NUM

RLP動作環境ファイルのREF_EXEC_NUMパラメタで指定した、反映常駐スレッド数です。
反映常駐スレッド数の見積り方法は、“運用ガイド”の“反映常駐スレッドの多重度数のチューニング”を参照してください。

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