Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド |
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第2章 セットアップ | > 2.3 セットアップの実施 |
BC管理DBを作成します。
本作業は、各ノードの主系RLPと従系RLPでそれぞれ実施します。
本作業は、セットアップスクリプトdxmakemndb.shにて行います。dxmakemndb.shは、以下のセットアップを行います。
BC管理スキーマの定義
RLP管理オブジェクト作成
RLP管理オブジェクトの初期化
正系ノードでの操作
$ dxmakemndb.sh -d 主系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル -p 主系RLPのRLP名 |
副系ノードでの操作
$ dxmakemndb.sh -d 主系RLPの複写先RLPのRLP定義ファイル -p 主系RLPのRLP名 |
正系ノードでの操作
$ dxmakemndb.sh -d 従系RLPの複写先RLPのRLP定義ファイル -p 従系RLPのRLP名 |
副系ノードでの操作
$ dxmakemndb.sh -d 従系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル -p 従系RLPのRLP名 |
エラーが発生した場合は、原因を取り除いたあと、-oオプション指定で出力したコマンド実行シェルスクリプトを作成し、必要に応じて編集したものを実行してください。
BC管理DBを作成して削除するまでの間はBC構成パラメタファイルのBCMNDBパラメタを変更しないでください。
BC管理DBのデータベース配下に他のデータベース資源を定義しないでください。
BC管理DBのBC管理スキーマ配下にトリガなどBC管理DBに関係しない定義を実施することはできません。
本作業は、Symfoware Serverが起動中かつ、以下の状態で実施してください。
セットアップ:初期状態(DCUのセットアップ後でサービスの開始前)
運用開始後の再定義:サービスの通常停止
BC構成パラメタファイルの編集は、本作業を行う前に必ず実施してください。
サービスを開始する前に必ず本作業を行ってください。
本作業はSymfoware Serverの管理者の権限で実行してください。
dxmakemndb.shでは、BC管理スキーマの定義は初回のみ行います。
dxmakemndb.shの詳細は、“コマンドリファレンス”の“dxmakemndb.sh”を参照してください。
RLP定義ファイルの記述については、“RLP定義ファイルの編集”を参照してください。
BC構成パラメタファイルの詳細については“BC構成パラメタファイルの編集”を参照してください。
BC管理DBの構成については“運用ガイド”の“BC管理DBの構成”を参照してください。
コマンド実行シェルスクリプトの利用方法については“コマンド実行シェルスクリプトの利用方法”を参照してください。
BC管理スキーマのデータベース名は、BC構成パラメタファイルのBCMNDBパラメタに指定した文字列を使用します。
スキーマ名、表名およびDSO名は、システム固定名称を使用します。
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