Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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第1章 セットアップの準備> 1.3 資源の見積り> 1.3.1 データベースサーバの資源の見積り

1.3.1.4 メモリの見積り

データベースサーバで必要なメモリの見積りについて説明します。

■副系ノードで必要なメモリ

副系ノードで必要なメモリ量は、以下の式で見積ります。

メモリ使用量(バイト) = 58.6メガバイト
                       + 12000 × 表のDSI数
                       + 256 ×(表のDSI数+順序数)
                       + 400 × DSIごとのインデックス数
                       + 129 × RERUNログバッファサイズ
                       + 450000 × REF_EXEC_NUM
                       + RLP管理オブジェクトのオブジェクトサイズ

表のDSI数

当該RLPに属するロググループ配下の表のDSI数です。

順序数

当該RLPに属するロググループ配下の順序数です。

DSIごとのインデックス数

該当RLPに属するロググループ配下にある表の中で、最も多くのインデックスを持っている表のインデックス数を指定します。

RERUNログバッファサイズ

RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。
RERUNログバッファサイズ = AIログバッファ1枚のサイズ × 4

REF_EXEC_NUM

RLP動作環境ファイルのREF_EXEC_NUMパラメタで指定した、反映常駐スレッド数です。

反映常駐スレッド数の見積り方法は、“運用ガイド”の“反映常駐スレッドの多重度数のチューニング”を参照してください。

RLP管理オブジェクトのオブジェクトサイズ

Symfoware ServerのrdbresidentコマンドによるDSIのメモリ常駐化を行う際に利用するメモリ量を指定します。メモリ量は、RLP管理オブジェクトのオブジェクトサイズになります。

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