Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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第1章 セットアップの準備> 1.3 資源の見積り> 1.3.1 データベースサーバの資源の見積り

1.3.1.5 運用で考慮が必要なSymfoware Serverの資源

DBミラーリングシステムを利用することで、Symfoware Serverの資源見積りに考慮が必要な資源があります。
以下に、考慮が必要なSymfoware Serverの資源を示します。

■正系ノードで考慮が必要なSymfoware Serverの資

DBミラーリングシステムを運用すると、Mirroring ControllerがRERUNログを反映するための情報をSymfoware ServerのAIログに付加します。
このため、Symfoware Serverの表更新のAIログ量に以下の追加ログ量を加えて見積ります。

◆DELETE文のAIログ

追加ログ量 = 20バイト
             + 6バイト × 一意キー構成カラム数
             + 一意キー長

◆INSERT文のAIログ

追加ログ量 = 16バイト

◆UPDATE文のAIログ

追加ログ量 = 24バイト 
             + (6バイト × 一意キー構成カラム数) 
             + 一意キー長 + (4バイト × SQL更新カラム数)

Symfoware Serverの表更新のAIログ量については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

■副系ノードで考慮が必要なSymfoware Serverの資

Symfoware Serverのテンポラリログファイルの容量は、反映常駐スレッドの多重度数とトランザクション結合数を考慮する必要があります。

以下に、副系ノードのテンポラリログファイルの見積り方法について説明します。

Symfoware Serverのテンポラリログファイルの見積り式については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

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