Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド |
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第1章 セットアップの準備 | > 1.3 資源の見積り | > 1.3.1 データベースサーバの資源の見積り |
DBミラーリングシステムを利用することで、Symfoware Serverの資源見積りに考慮が必要な資源があります。
以下に、考慮が必要なSymfoware Serverの資源を示します。
DBミラーリングシステムを運用すると、Mirroring ControllerがRERUNログを反映するための情報をSymfoware ServerのAIログに付加します。
このため、Symfoware Serverの表更新のAIログ量に以下の追加ログ量を加えて見積ります。
追加ログ量 = 20バイト + 6バイト × 一意キー構成カラム数 + 一意キー長 |
追加ログ量 = 16バイト |
追加ログ量 = 24バイト + (6バイト × 一意キー構成カラム数) + 一意キー長 + (4バイト × SQL更新カラム数) |
Symfoware Serverの表更新のAIログ量については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
Symfoware Serverのテンポラリログファイルの容量は、反映常駐スレッドの多重度数とトランザクション結合数を考慮する必要があります。
以下に、副系ノードのテンポラリログファイルの見積り方法について説明します。
トランザクションエントリ数
同時に実行するトランザクション数の最大値(最大の多重度)
RLP動作環境ファイルのREF_EXEC_NUMパラメタに指定する値以上の数を指定してください。
2以上の値を指定してください。
コマンドキャンセル(SQL文単位のキャンセル)を含むコミットトランザクションの割合
1を指定してください。
BIログ域サイズ
処理時間が長いトランザクションが存在しない場合と同じ見積りを行ってください。
トランザクションの更新ログ量の最大値
トランザクションの更新ログ量の最大値(バイト数)にRLP動作環境ファイルのRLP_COMB_NUMパラメタを乗算してください。
RLP動作環境ファイルのREF_EXEC_NUMパラメタまたはRLP_COMB_NUMパラメタを変更した場合は、副系ノードのテンポラリログファイルの再見積りを行ってください。
Symfoware Serverのテンポラリログファイルの容量見積りを行った結果を、正系ノードと副系ノードのテンポラリログファイルに反映してください。
Symfoware Serverのテンポラリログファイルの見積り式については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
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