Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第1章 セットアップの準備 | > 1.3 資源の見積り | > 1.3.1 データベースサーバの資源の見積り |
データベースサーバで見積りが必要なファイルについて説明します。見積りを行った各資源は、見積り値以上の容量を準備してください。
データベースサーバで見積りが必要なファイルは以下になります。
セットアップ時に必要なファイルの見積り
資源識別子抽出ファイル
表のDSIの退避データ
運用で必要なファイルの見積り
BCログ管理ファイル
モニタ管理ファイル
運用で必要なファイル以外にコアファイルの出力域が必要です。
各ファイルの配置や個数については“ファイルの構成”を参照してください。
セットアップ時に必要なファイルです。
以下に見積りを説明します。
資源識別子抽出ファイルの見積り
資源識別子抽出ファイルの見積り式を以下に示します。
資源識別子抽出ファイルの容量 = 520バイト +(DSI数 × 168バイト) +(順序数 × 148バイト) |
データベース環境の複写に必要な作業域の見積り
Mirroring Controllerの環境構築時、副系ノードのデータベース環境は、正系ノードと同じデータベースの定義を行ってから、Symfoware Serverのrdbunlコマンドおよびrdbsloaderコマンドを使用して正系ノードのデータベースのデータを全件複写することで作成します。このとき、すべての表のDSIの退避データを、正系ノードから副系ノードに転送するため、両ノードにこれらのファイルを格納する領域が必要になります。
rdbunlコマンドを利用したDSIの退避データの容量見積りは、“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。
Symfoware Serverのrdbunlコマンドおよびrdbsloaderコマンドについては“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
DBミラーリングサービスの運用を行うために必要なファイルです。
以下に見積りを行うファイルを説明します。
BCログ管理ファイルの見積り
BC構成パラメタファイルのBCLOGMANAGEパラメタに指定するパス名には、2メガバイトの容量が必要です。
モニタデーモンが利用するファイルの見積り
モニタ管理ファイル
DBミラーリング動作環境ファイルのDX_MANAGE_PATHパラメタに指定するパス名には、1メガバイトの容量が必要です。
コアファイル
DBミラーリング動作環境ファイルのDX_CORE_PATHパラメタに指定するパス名には、20メガバイトの容量が必要です。
目次
索引
![]() ![]() |