Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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第1章 セットアップの準備> 1.1 動作環境

1.1.2 ファイルの構成

Mirroring Controllerのファイル構成図を以下に示します。

[図: Mirroring Controllerのファイル構成]

Mirroring Controllerで使用するファイルについて、以下に説明します。

■システム単位のファイ

システム単位で使用するファイルについて、以下の表に示します。

[表:システム単位のファイル]

ファイル

個数

ファイルの配置先

ファイルの種別

BC構成パラメタファイル

1

Symfoware ServerのRDB構成パラメタファイルでの指定ファイル

UNIX系ファイル

BCログ管理ファイル

1

BC構成パラメタファイルでの指定ローデバイス、または指定ファイル

ローデバイス
または
UNIX系ファイル

DBミラーリング動作環境ファイル

1

“/opt/FJSVsymdx/etc/”のディレクトリ名配下(注)

UNIX系ファイル

モニタ管理ファイル

1

DBミラーリング動作環境ファイルでの指定ファイル

UNIX系ファイル

注)DBミラーリング動作環境ファイル名や、コアファイルの出力域などの必要なファイル資源の詳細は“DBミラーリング動作環境ファイルの編集”を参照してください。

■DCUのファイ

DCUは2つのRLPで構成されています。
そのためRLPにあわせてそれぞれにファイルが必要です。
RLP単位のファイルについて、以下の表に示します。

[表:RLP単位のファイル]

ファイル

個数

ファイルの配置先

ファイルの種別

複写元RLP

複写先RLP

RLP動作環境ファイル

1

BC構成パラメタファイルの指定ディレクトリ

UNIX系ファイル

RLP管理オブジェクト

1

RLP定義ファイルの出力ファイル内の指定先

データベーススペース(注1)

RLM

2

RLP定義ファイルでの指定ローデバイス

ローデバイス

RLCファイル

3以上64以下

RLP定義ファイルでの指定ローデバイス

ローデバイス

RERUNログ抽出ファイル

複数

RLP動作環境ファイルでの指定ディレクトリ

UNIX系ファイル

RERUNログ抽出作業域

複数

RLP動作環境ファイルでの指定ディレクトリ

UNIX系ファイル

RERUNログ引継ぎファイル

1

RLP動作環境ファイルでの指定ローデバイスまたはディレクトリ

ローデバイス
または
UNIX系ファイル

資源識別子抽出ファイル

1

rdbbcmapコマンドでの指定ファイル

UNIX系ファイル

○:必要
−:不要

注1)RLP管理オブジェクトは、Symfoware/RDBの表およびインデックスです。
このため、他のSymfoware/RDBの表およびインデックスと同様に、RLP管理オブジェクトの格納先としてローデバイスまたはUNIX系ファイルに作成したデータベーススペースが必要です。
なお、RLP管理オブジェクトを格納するローデバイスまたはUNIX系ファイルは、RLP単位に必要です。


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