Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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第1章 セットアップの準備> 1.1 動作環境

1.1.1 システムの構成

DBミラーリングシステムのシステム構成を説明します。

[図:DBミラーリングシステムの構成]

DBミラーリングシステムを構成するサーバは以下のとおりです。

[表:DBミラーリングシステムを構成するサーバ]

サーバの種類

台数

目的

アプリケーションサーバ

1以上

利用者業務を行う業務アプリケーションを配置するサーバです。

データベースサーバ

2

利用者業務で利用するデータベースを配置するサーバです。データベースを二重化するため2台のサーバで構成します。

DBミラーリングシステムが利用するネットワークは以下のとおりです。

[表:DBミラーリングシステムが利用するネットワーク]

ネットワークの種類

目的

業務用のLAN

業務を運用する際に利用する通常のローカルエリアネットワークです。
利用する目的は以下のとおりです。

  • 業務アプリケーションとデータベースの接続用

  • Connection ManagerとMirroring Controllerの制御通信用

管理用のLAN

正系ノード、副系ノードのMirroring Controllerが状態監視や制御のために利用するローカルエリアネットワークです。
利用する目的は以下のとおりです。

  • システム状態の監視用

  • DBミラーリングシステムの制御通信用

SAN

データベースを二重化するために利用するストレージエリアネットワークです。
利用する目的は以下のとおりです。

  • RERUNログの送受信用

  • DBミラーリングシステムの制御通信用


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