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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

10.3 環境設定ファイルの設定

運用に応じて以下の環境設定ファイルを編集します。

<INSDIR>\etc\def\properties\ESISystemConfig.properties

環境設定ファイルの項目と設定値

com.fujitsu.esi.tracelog.level

トレースログの出力レベルを指定します。

  • ERROR
    エラー情報を出力

  • WARN
    エラー情報、ワーニング情報を出力

  • INFO
    エラー情報、ワーニング情報、インフォメーション情報を出力

  • DEBUG
    すべての情報を出力

省略時は、「ERROR」です。

com.fujitsu.esi.tracelog.size

トレースログの切り替えサイズ(MB)を指定します。
1~1000の範囲の整数を指定してください。

省略時は、「10」です。

com.fujitsu.esi.tracelog.back

トレースログをバックアップするファイル数を指定します。
0~10の範囲の整数を指定してください。

省略時は、「3」です。

com.fujitsu.esi.systemlog.level

システムログの出力レベルを指定します。

  • ERROR
    エラー情報を出力

  • WARN
    エラー情報、ワーニング情報を出力

  • INFO
    エラー情報、ワーニング情報、インフォメーション情報を出力

省略時は、「ERROR」です。

com.fujitsu.esi.client.messageGuarantee.use

JMS-R利用時に、メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用するかどうかを指定します。

  • true
    メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用する

  • false
    メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用しない

省略時は、「false」です。

com.fujitsu.esi.client.messageGuarantee.orderGuaranteeUnit

メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用する場合、メッセージを保証する単位を指定します。

  • endpoint
    サービスエンドポイント単位に保証する

  • queue
    キュー単位に保証する

省略時は「queue」です。

com.fujitsu.esi.client.messageGuarantee.queueConnectionFactory

メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用する場合、退避用JMSキューのConnectionFactoryを指定します。

省略時は「QueueCF001」です。
JNDI名「QueueCF001」のConnectionFactory定義は、Interstage Application Serverのセットアップ時にデフォルト定義として登録されています。通常は設定された内容を変更する必要はありません。

com.fujitsu.esi.client.messageGuarantee.queueName

メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用する場合、退避用のJMSキューに使用するイベントチャネルのDestination定義(JNDI名)を指定します。

省略時は「ESIClientSaveQueue」です。
退避用JMSキューの作成方法については、“10.4 退避用JMSキューの作成”を参照してください。