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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

10.2 アプリケーションの設定

アプリケーションを設定するには、以下の手順で行います。

リモートのJMS-Rに接続する場合は、手順1だけを実施してください。

  1. “<Windowsインストールディレクトリ>\system32\drivers\etc\hosts”の編集
    以下のファイルに接続先ホストのIPアドレスと接続先ホスト名を指定します。接続先ホストは、ISIサーバをクライアントとして利用しているマシンではなく、そこから接続するISIサーバのことです。

    指定例

    192.168.0.10    esi-server-name

  2. Destination定義の作成
    JMSを使用した非同期通信を行う場合、jmsmkdstコマンドでDestination定義を作成します。

    指定例:

    jmsmkdst -q -g ESI-GRP1 -c ESI-INBOUND -ipaddress “IPアドレス” -port “ポート番号” ESIInboundQueue
    jmsmkdst -q -g ESI-GRP1 -c ESI-OUTBOUND -ipaddress “IPアドレス” -port “ポート番号” ESIOutboundQueue


    • “IPアドレス”には、ISIサーバがインストールされているサーバのIPアドレス、またはホスト名を指定します。

    • “ポート番号”には、ISIサーバがインストールされているサーバのネーミングサービスのポート番号(デフォルト“8002”)を指定します。

    クライアント上のInterstageサーバ上にはISIサーバの配備、および手順2で指定しているキューの作成は不要です。

  3. クラスパスの設定
    クライアントアプリケーションからの通信にJAX-RPCを利用する場合は、以下のjarファイルを追加する必要があります。

    • Interstage Application Server のWebサービスクライアント機能を利用する場合
      “ISI アプリケーション開発ガイド”を参照してください。

    • AXISを利用する場合
      AXISのライブラリ(基本的に<Axisインストールディレクトリ>\libのjarファイルすべて)

    ISIでは、AXISのバージョン1.3(説明:Final Version 1.3 日付:October 5, 2005)をサポートします。

    AXIS1.3を使用した場合の例

    <Axisインストールディレクトリ>\lib\axis.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\axis-ant.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\axis-schema.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\commons-discovery-0.2.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\commons-logging-1.0.4.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\jaxrpc.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\log4j-1.2.8.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\saaj.jar
    <Axisインストールディレクトリ>\lib\wsdl4j-1.5.1.jar