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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

10.4 退避用JMSキューの作成

メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用する場合、退避用JMSキューを作成してください。
メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能は、ISI Enterprise Editionだけで利用できます。

退避用JMSキューは、以下の手順で作成します。

  1. JMSキュー作成コマンドの実行

    esiqueaddコマンドを実行し、退避用JMSキューを作成します。詳細は“ISI リファレンス”の“esiqueadd”コマンドを参照してください。

esiqueadd -c キュー名 [-u ユニットID] [-n 保存先ディレクトリ]

何らかの原因によりesiqueaddコマンド実行中にエラーが発生した場合は、エラーの原因を取り除いた後、esiquedelコマンドを実行して作成途中のJMSキューを削除してください。その後、再度esiqueaddコマンドを実行してください。詳細は“ISI リファレンス”の“esiquedel”コマンドを参照してください。

esiquedelコマンドの実行例(JMSキュー名“ESIClientSaveQueue”の削除)

esiquedel -c ESIClientSaveQueue

  1. 環境設定ファイルの設定

    esiqueaddコマンドで作成したJMSキュー名を、以下の環境設定ファイルに設定します。

    <INSDIR>\etc\def\properties\ESISystemConfig.properties
    環境設定ファイルの内容
    com.fujitsu.esi.client.messageGuarantee.queueName

    メッセージ送信API実行時のメッセージ保証機能を利用する場合、退避用のJMSキュー名を指定します。
    省略時は“ESIClientSaveQueue”です。