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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

9.3 セットアップ後の作業

キュー間転送機能のセットアップ後、以下の作業を行ってください。

  1. キュー間転送の登録

    CORBAサービスへキュー間転送機能を登録します。
    各サーバで、以下のコマンドを1回だけ実行します。

    キュー間転送の登録は、初回登録時だけ実行してください。

    mqdnsgwinit_ns ホストID ホスト名 8002

    ホストIDやホスト名は、esiqctdispdefコマンドで表示できます。
    esiqctdispdefコマンドは、esiqctgetdefsetコマンドでキュー間転送定義セットを作成した後、実行してください。
    esiqctdispdefコマンドの詳細は、“ISI 運用ガイド”を参照してください。


  2. キュー間転送定義の反映

    各サーバで、以下のコマンドを実行し、キュー間転送を起動します。
    キュー間転送用のMQDシステム名は、JMS-R環境セットアップ定義ファイルの「QCTMQDSystemName」で指定します。デフォルトは、「MQDESI01」です。

    JMS-R環境セットアップ定義ファイルについては、“表6.1 JMS-R環境セットアップ定義ファイルの内容”を参照してください。

    以下のコマンドを実行します。

    • 初めて定義を登録する場合

      mqdstrsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 -n nsgw
    • 定義を更新する場合

      mqdstrsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 nsgw
      mqdnsgwcomm -s キュー間転送用のMQDシステム名 -c *
      mqdstpsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 nsgw
      mqdstrsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 -n nsgw

  3. サービスエンドポイント定義の登録

    キュー間転送で使用するサービスエンドポイント定義を対向側マシンとISIサーバに登録します。

    • 対向側マシンとISIサーバ間のキュー間転送を行う場合
      サービスエンドポイント定義のインポート機能を利用して、ISIサーバに登録したサービスエンドポイント定義を対向側マシンに登録してください。

    • ISIサーバとISIサーバ間のキュー間転送を行う場合
      両方のISIサーバに同じサービスエンドポイント定義を登録します。ISI Studioを使用して、キュー間転送で使用するサービスエンドポイント定義をそれぞれのサーバに登録してください。

    キュー間転送で使用するサービスエンドポイント定義の例は、“ISI 運用ガイド”を参照してください。

    対向側マシンとISIサーバに同じサービスエンドポイント定義を登録してください。