クラスタサービスの稼働状況は、[Systemwalkerコンソール]の監視マップや監視リストに表示されます。以下に稼働監視機能について説明します。
監視マップに表示する場合
監視マップは、[Systemwalkerコンソール]の[表示]メニューから、[マップの表示]を選択すると、表示されます。
ノードを監視マップに表示すると、アイコンの背景画像の色で稼働状態が表示されます。表示例を以下に示します。
[Systemwalkerコンソール]で表示されるクラスタサービスのパターンを、以下の表に示します。
クラスタサービスの状態 | 監視マップでの表示 | 背景画像(初期値)の色 | |
---|---|---|---|
稼働中 | サービスが正常に動作しています。すべてのインスタンスが、運用系または待機系です。 | 稼働中 | 緑色 |
片側稼働中/ | サービスに異常が発生しています。 | 部分稼働中(片側稼働中/ | 黄色 |
遷移中 | インスタンスの状態が遷移しています。 | 部分稼働中(遷移中) | 緑色 |
停止中 | サービスが停止しています。すべてのインスタンスが停止中です。 | 停止中 | 赤色 |
未起動 | サービスの起動が一度も行われていません。 | 停止中(未起動) | 赤色 |
監視リストに表示する場合
監視リストは、[Systemwalkerコンソール]の[表示]メニューから、[リストの表示]を選択すると、表示されます。
ノードを監視リストに表示すると、[オブジェクト種別]項目に、クラスタサービスが表示され、[稼働状態]項目に、稼働状態が表示されます。
表示例を以下に示します。
運用形態名の定義
業務サーバに運用形態名を定義することで、[Systemwalkerコンソール]にクラスタ名の代わりに運用形態名を表示することができます。詳細は、“部門管理サーバを運用形態名で監視する場合”を参照してください。