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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

22.2.1 クラスタサービスの稼働監視

クラスタサービスの稼働状況は、[Systemwalkerコンソール]の監視マップや監視リストに表示されます。以下に稼働監視機能について説明します。

監視マップに表示する場合

監視マップは、[Systemwalkerコンソール]の[表示]メニューから、[マップの表示]を選択すると、表示されます。

ノードを監視マップに表示すると、アイコンの背景画像の色で稼働状態が表示されます。表示例を以下に示します。

[Systemwalkerコンソール]で表示されるクラスタサービスのパターンを、以下の表に示します。

クラスタサービスの状態

監視マップでの表示

背景画像(初期値)の色

稼働中

サービスが正常に動作しています。すべてのインスタンスが、運用系または待機系です。

稼働中

緑色

片側稼働中/
縮退稼働中

サービスに異常が発生しています。
スタンバイクラスの場合:片側稼働中
スケーラブルクラスの場合:縮退稼働中
片方のインスタンスが停止中のものがあります。

部分稼働中(片側稼働中/
縮退稼働中)

黄色

遷移中

インスタンスの状態が遷移しています。

部分稼働中(遷移中)

緑色

停止中

サービスが停止しています。すべてのインスタンスが停止中です。

停止中

赤色

未起動

サービスの起動が一度も行われていません。

停止中(未起動)

赤色


監視リストに表示する場合

監視リストは、[Systemwalkerコンソール]の[表示]メニューから、[リストの表示]を選択すると、表示されます。

ノードを監視リストに表示すると、[オブジェクト種別]項目に、クラスタサービスが表示され、[稼働状態]項目に、稼働状態が表示されます。

表示例を以下に示します。

運用形態名の定義

業務サーバに運用形態名を定義することで、[Systemwalkerコンソール]にクラスタ名の代わりに運用形態名を表示することができます。詳細は、“部門管理サーを運用形態名で監視する場合”を参照してください。