「運用形態2」の運用の定義方法を説明します。
定義の流れ
定義の詳細
1. サーバに設定しているローカル定義の内容をCSVファイルに出力します。
運用管理サーバで、mpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)を使用して、設定されている定義を出力します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaoscrcsv -o /tmp/correlation.csv |
mpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
Event DesignerをインストールするマシンにCSVファイル(/tmp/correlation.csv)をコピーします。コピー後のCSVファイルを、c:\temp\correlation.csvとします。
2. Event Designer をインストールします。
Systemwalker Centric Manager の[セットアップ]画面を起動します。
ローカルインストールを行う場合はCD-ROMから、ネットワークインストールで行う場合は、ネットワーク接続したドライブからインストールコマンドを実行します。
CD-ROMまたはネットワーク接続ドライブ\swsetup.exe |
→[セットアップ]画面が表示されます。
[ツール]の[Event Designer]を起動します。
→[ようこそ]画面が表示されます。あとは、画面の指示に従って操作して、インストールします。
Event Designer を起動します。
以下のMicrosoft(R) Excelファイルを起動します。
Event Designerインストールディレクトリ\bin\Event Designer.xls |
3. Event Designer で定義します。
[CSV入力]ボタンをクリックします。入力するファイルにmpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)で出力したCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)を指定します。
→CSVファイルの内容が、Event Designerに反映されます。
[コリレーション定義]ボタンをクリックし、サブメニューから[メッセージ変換定義]をクリックします。
→[メッセージ変換定義メンテナンス]シートが表示されます。
項目を設定します。
[メッセージの特定]:JCE328I .* REASON CODE = 2
[変換方法]:KEY:キーワード抽出
[キーワード]:FOR△ ※△は空白を示します。
[マクロ名]:%KEY0
[変換定義]:JCE328I 物理ユニットまたはクラスタコントローラ:%KEY0に障害が発生し、エラー回復処理または強制ディアクティベート処理を開始しました。
4. Event Designerの定義をCSVファイルに出力します。
[メッセージ変換定義メンテナンス]シートで、[イベント監視へ]ボタンをクリックします。
→[イベント監視の条件定義メンテナンス]シートが表示されます。
[CSV出力]ボタンをクリックし、出力するファイルにCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)を指定します。
5. 設定した定義をサーバに反映します。
出力したCSVファイル(c:\temp\correlation.csv)を、運用管理サーバにコピーします。コピー後のファイルを、/tmp/correlation.csvとします。
運用管理サーバで、mpaoscrdef(イベントコリレーション定義のCSV反映コマンド)を使用して、設定した定義を反映します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaoscrdef -i /tmp/correlation.csv -u |
mpaoscrdef(イベントコリレーション定義のCSV反映コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。