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Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

3.11.5 EJBコンテナのトランザクション制御情報

EJBアプリケーションのトランザクション種別がContainerで、トランザクション属性がRequiredまたはRequiresNewの場合、EJBコンテナはjavax.transaction.TransactionManagerインタフェースのメソッドを使用して、トランザクションを制御します。
コンテナのトランザクション制御情報は、EJBコンテナが使用するjavax.transaction.TransactionManagerAPI呼出し時の以下の情報を出力します。

出力形式

以下に、出力形式を出力レベルごとに示します。

レベル1

レベル2

出力内容

以下に、出力される項目と内容について示します。

出力項目

内容

出力レベル

1

2

日付

トランザクション制御の開始/終了の日付を“日/月/年”の形式で示します。

時間

トランザクション制御の開始/終了の時間を“時:分:秒.ミリ秒”の形式で出力します。

Call
Return
Throw

  • Call :メソッド呼出し時の情報であることを示します。

  • Return:メソッド復帰時の情報であることを示します。

  • Throw :メソッド例外時の情報であることを示します。

メソッド名

呼び出されたメソッド名を示します。

例外クラス名

メソッド呼出しで例外が発生した場合の例外クラス名を示します。
また、発生した例外に詳細文字列が含まれている場合は、その詳細文字列も出力されます。

パラメタ情報
(Param)

メソッド呼出し時のパラメタ情報(パラメタの型、値)を以下の形式で示します。

  • (型)パラメタ

×

復帰値情報
(ReturnValue)

メソッドの復帰値情報(復帰値の型、値)を以下の形式で示します。

  • (型)復帰値

×

トランザクション状態
(TranStatus)

以下の情報を出力します。

  • [出力項目がCallの場合]
    メソッド呼出し前のトランザクション状態

  • [出力項目がReturnまたはThrowの場合]
    メソッド終了後のトランザクション状態

×

  ○:設定した出力レベルで出力される項目    ×:出力されない項目

出力例

以下に、出力例を示します。