データベース操作文情報は以下のメソッドの実行時に出力されます。
java.sql.ConnectionクラスのprepareStatementメソッド
java.sql.PreparedStatementクラスのexecuteQueryメソッド
java.sql.PreparedStatementクラスのexecuteUpdateメソッド
出力形式
以下に、出力形式を出力レベルごとに示します。
レベル1
出力される情報はありません。
レベル2
呼出し時
日付 時間 : Call :クラス名 メソッド名 Param : パラメタ情報 TranStatus : トランザクション状態
復帰時
日付 時間 : Return :クラス名 メソッド名 ReturnValue : 復帰値情報 TranStatus : トランザクション状態
エラー復帰時
日付 時間 : Throw :クラス名 メソッド名 例外クラス名: 例外詳細文字列 TranStatus : トランザクション状態
出力内容
以下に、出力される項目と内容について示します。
出力項目 | 内容 | 出力レベル | |
---|---|---|---|
1 | 2 | ||
日付 | データベース操作文の開始/終了の日付を“日/月/年”の形式で示します。 | × | ○ |
時間 | データベース操作文の開始/終了の時間を“時:分:秒.ミリ秒”の形式で出力します。 | × | ○ |
Call |
| × | ○ |
クラス名 | データベース操作文実行時のクラス名を示します。 | × | ○ |
メソッド名 | データベース操作文実行時のメソッド名を示します。 | × | ○ |
例外クラス名 | データベース操作文で例外が発生した場合の例外クラス名を示します。 | × | ○ |
パラメタ情報 | データベース操作文実行時のSQL文を以下の形式で出力します。
| × | ○ |
復帰値情報 | データベース操作文の復帰値(復帰値の型、値)を以下の形式で出力します。
| × | ○ |
トランザクション状態 | 以下の情報を出力します。
| × | ○ |
○:設定した出力レベルで出力される項目 ×:出力されない項目
出力例
以下に、出力例を示します。
レベル1
出力される情報はありません。
レベル2
正常終了
23/10/2000 09:49:15.514 : Call :SampleCMP java.sql.Connection prepareStatement Param :(java.lang.String)"INSERT INTO CT2.CATEGORY (C_ID,C_NAME) VALUES (?,?)" TranStatus :STATUS_ACTIVE 23/10/2000 09:49:15.524 : Return :SampleCMP java.sql.Connection prepareStatement ReturnValue :(java.sql.PreparedStatement)java.sql.PreparedStatement@1cb0f4 TranStatus :STATUS_ACTIVE
異常終了
23/10/2000 09:49:15.514 : Call :SampleCMP java.sql.Connection prepareStatement Param :(java.lang.String)"INSERT INTO CT2.CATEGORY (C_ID,C_NAME) VALUES (?,?)" TranStatus :STATUS_ACTIVE 23/10/2000 09:49:15.524 : Throw :SampleCMP java.sql.Connection prepareStatement java.sql.SQLException: SQLState received from backend server TranStatus :STATUS_ACTIVE