EJBアプリケーションの開発時に、あらかじめデバッグ情報を出力する処理を記述しておき、その情報をもとにデバッグする方法です。
デバッグ情報について
アプリケーションのデバッグ情報は、標準出力または、標準エラー出力を使用します。
デバッグ情報はIJServerのログファイルに出力されます。
IJServerのログについては“IJServerのログ”参照してください。
標準エラー出力の例外情報の出力について
例外クラスのprintStackTrace()メソッドを使用することで、例外がどこで発生したかをある程度、判断することができます。
例
catch(Exception e) { String emsg = e.getMessage(); System.err.println("SampleBean.ejbCreate:Exception occured;"); e.printStackTrace(); throw new javax.ejb.EJBException(emsg); }
注意
出力先のディスクに空き容量がない場合には、標準出力および標準エラー出力は出力されないので、ディスクの空きを確保してください。また、不要となった標準出力および標準エラー出力ファイルは、OSの機能を使って削除してください。
SQL Serverを使用している場合は、“JDBCドライバロギング機能”を参照してください。