ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

3.10.1 アプリケーションのデバッグ情報を利用したデバッグ

EJBアプリケーションの開発時に、あらかじめデバッグ情報を出力する処理を記述しておき、その情報をもとにデバッグする方法です。


デバッグ情報について

アプリケーションのデバッグ情報は、標準出力または、標準エラー出力を使用します。
デバッグ情報はIJServerのログファイルに出力されます。
IJServerのログについては“IJServerのログ”参照してください。


標準エラー出力の例外情報の出力について

例外クラスのprintStackTrace()メソッドを使用することで、例外がどこで発生したかをある程度、判断することができます。

    catch(Exception e) {
      String emsg = e.getMessage();
      System.err.println("SampleBean.ejbCreate:Exception occured;");
      e.printStackTrace();
      throw new javax.ejb.EJBException(emsg);
    }

注意

  • 出力先のディスクに空き容量がない場合には、標準出力および標準エラー出力は出力されないので、ディスクの空きを確保してください。また、不要となった標準出力および標準エラー出力ファイルは、OSの機能を使って削除してください。

  • SQL Serverを使用している場合は、“JDBCドライバロギング機能”を参照してください。