Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド

F.4.6 isrollbackwu

名前

　isrollbackwu　−　ワークユニット活性変更時の旧環境復元

形式

　isrollbackwu [-M system] [-c] wuname

機能説明

　isrollbackwuコマンドは、ワークユニットの活性変更中または活性変更中に停止したワークユニットを活性変更が実行される前の状態に戻します。

-M システム名

　対象のシステム名を指定します。
　本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

-c

　changeフェーズ完了後の新環境のプロセスを強制停止します。
　本オプションを省略すると、新環境のプロセスは同期停止(処理中の要求を実行した後停止)します。

wuname

　活性変更を行うワークユニット名を指定してください。

注意事項

• サーバアプリケーションの活性化後の動作モードに"SYNC_END"を指定している場合、活性化メソッドから復帰した後に(exit関数の発行など)明示的にプロセスを終了させてください。
• isrollbackwuコマンドは、ワークユニットを起動したユーザまたはスーパユーザが使用できます。
• isrollbackwuコマンドは、ワークユニット種別が"CORBA"のワークユニットに対してのみ使用できます。

使用例

　ワークユニット“WU001”の旧環境を復元します。

　isrollbackwu WU001