Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド

F.4.5 iscommitwu

名前

　iscommitwu　−　ワークユニット活性変更時の旧環境削除

形式

　iscommitwu [-M system] [-c] wuname

機能説明

　iscommitwuコマンドは、活性変更時の旧環境を削除し、活性変更を完了し新環境での運用を継続します。

-M システム名

　対象のシステム名を指定します。
　本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

-c

　changeフェーズ後に旧環境のプロセスを強制停止します。
　本オプションを省略すると、旧環境のプロセスは同期停止(処理中の要求を実行した後停止)します。

wuname

　活性変更を行うワークユニット名を指定してください。

注意事項

• サーバアプリケーションの活性化後の動作モードに"SYNC_END"を指定している場合、活性化メソッドから復帰した後に(exit関数の発行など)明示的にプロセスを終了させてください。
• iscommitwuコマンド実行後は、ワークユニットの旧環境の復元は実行できません。
• iscommitwuコマンドは、ワークユニットを起動したユーザまたはスーパユーザが使用できます。
• iscommitwuコマンドは、ワークユニット種別が"CORBA"のワークユニットに対してのみ使用できます。

使用例

　ワークユニット“WU001”の旧環境を削除します。

　iscommitwu WU001