Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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付録F CORBAワークユニットの活性変更

 CORBAワークユニットの活性変更機能について説明します。

 本機能を使用することにより、運用中のワークユニットを停止させることなく、アプリケーションプログラムのモジュール入れ替え、および、ワークユニットの動作環境(ワークユニット定義情報)の変更を反映することができます。これを活性変更と呼びます。

 CORBAワークユニットの活性変更では、現在動作中のプロセスとは別の新プロセスが起動され、新プロセスと現在動作中のプロセスが入れ代わります。
 また、事前に新しいプロセスを起動し、待機させておくことができるため、ある時点で新旧プロセスを切り替えることが可能です。さらに、切り替え後も旧プロセスをしばらく待機させ、トラブル発生時には旧プロセスに切り戻すことが可能となります。

 以下に、CORBAワークユニットの活性変更についての運用方法を示します。


 本機能では、コマンドを使用し複数の手順を実行してはじめて活性変更することができます。そのため、本機能を使用するにあたっては、機能を十分理解し、運用手順にしたがって正しく運用してください。
 アプリケーションプログラムの保守を実施する場合、ワークユニットを停止することが可能な場合は、活性変更機能を使用せず、ワークユニットを一旦停止してアプリケーションプログラムを入れ替え、その後ワークユニット再起動する方法をおすすめします。


下へF.1 CORBAワークユニットの活性変更の運用手順
下へF.2 活性変更で変更可能なワークユニット定義
下へF.3 活性変更実施時の注意事項
下へF.4 活性変更コマンドリファレンス

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