Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 |
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第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常 |
IJServerの起動で異常が発生した場合は、Interstage管理コンソール(Interstage管理コンソールから起動した場合)、コマンド実行画面(コマンドから起動した場合)、システムログ、コンテナログ、および、コンテナ情報ログについて、異常・問題を示すメッセージをチェックし、“メッセージ集”にしたがって対処してください。特定の場合の対処について、ポイントを以下に示します。
リソース(JDBC、JMSなど)を使用するIJServerの起動が完了したとき、システムログに以下のIJServer2、またはEJBで始まるメッセージが出力されることがあります。
上記のメッセージが出力された場合、可変情報に出力されたリソースを当該EJBアプリケーションが使用する場合は、一度IJServerを停止し原因を取り除いてから、再度起動処理を実行してください。
可変情報に出力されたリソースを当該EJBアプリケーションが使用しない場合は、問題なくEJBアプリケーションを動作させることができます。
各メッセージの意味や対処方法などの詳細ついては、“メッセージ集”を参照してください。
注)
IJServerをデバッグする場合は、プロセス多重度を確認してください。プロセス多重度を2以上にして起動することはできません。デバッグする際には、ワークユニットの“プロセス多重度”を必ず1に設定してください。
WebサーバコネクタとServletコンテナ間の通信にSSLを使用する設定の場合、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してSSLの設定内容を見直してください。
Servletコンテナ起動時にServletの初期化(initメソッドの呼出し)を行うWebアプリケーションで、IJServer起動時に例外が発生する場合は、“Javaの例外(Exception)と対処方法”を参照してください。
Oracleを使用し、ドライバタイプがociの場合、環境変数ORACLE_HOMEの設定が必要です。“J2EE ユーザーズガイド”の“Oracleを使用する場合の環境設定”を参照し、IJServer環境設定の環境変数にORACLE_HOMEを設定してください。
IJServerの起動に失敗し、以下のメッセージがシステムログに出力される場合は、EJBアプリケーションの転送を行った際に誤りが発生している可能性があります。
上記のメッセージが出力された場合は、再度、以下の点に注意し、EJBアプリケーションの転送を行ってください。
上記の対処を行ったにもかかわらず現象が変わらない場合は、他の原因が考えられます。メッセージのユーザの対処を参照してください。
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