| Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集 |
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| 第8章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常 |
異常情報の出力先によって、異常が発生したコンポーネントを特定し、対処する方法を以降に示します。
Servletコンテナ関連の異常が発生した可能性があります。
“Webアプリケーション呼び出し時の異常”を参照してください。
以下の操作を実施した時、DEP1863またはDEP1873が出力されて、IJServerのディレクトリ/ファイルが残存する場合があります。
残存した場合、しばらくしてから手動で削除してください。削除できない場合は、Interstage JMXサービスを再起動してから削除してください。
システムログに出力されたメッセージについては、“メッセージ集”を参照して対処を行ってください。
また、メッセージ集とあわせて、下表の対処方法も参照してください。
メッセージ
対処方法
“IJServer2”で始まるメッセージ、または“EJB”で始まるメッセージの場合
EJBアプリケーションの異常です。“EJBサービス使用時の異常”を参照してください。
“JMS:”で始まるメッセージの場合
JMSアプリケーションの異常です。“Interstage JMSの異常時の対処”を参照してください。
“OTS:”で始まるメッセージの場合
データベース連携サービスの異常です。“データベース連携サービス使用時の異常”を参照してください。
Webアプリケーションの異常である可能性があります。
ブラウザ(ページ)上に表示されるメッセージおよびステータスコードに従って、Webアプリケーション呼び出し時の異常”を参照してください。
Exceptionの代表的な例を下表に示します。
Exception
発生コンポーネント
対処方法
javax.naming.XXX
JNDI
JNDI関連の異常の可能性があります。“メッセージ集”の“J2EE使用時に出力される例外情報”を参照してください。
org.omg.CORBA.XXX
CORBAサービス
“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。
javax.transaction.XXX
コンポーネントトランザクションサービス
“メッセージ集”の“コンポーネントトランザクションサービスから通知される例外情報”を参照してください。
javax.transaction.xa.XXX
データベース連携サービス
“メッセージ集”の“データベース連携サービスから通知される例外情報”を参照してください。
javax.servlet.XXX
JServlet
Servlet関連の異常の可能性があります。“メッセージ集”の“J2EE使用時に出力される例外情報”を参照してください。“
javax.ejb.XXX
EJB
EJB関連の異常の可能性があります。“メッセージ集”の“J2EE使用時に出力される例外情報”を参照してください。
javax.sql.XXX
JDBC
発生したExceptionの詳細情報を参照して異常の対処を行ってください。
javax.mail.XXX
JavaMail
発生したExceptionの詳細情報を参照して異常の対処を行ってください。
javax.jms.XXX
JMS
発生したExceptionの詳細情報を参照して異常の対処を行ってください。
表に示すException以外の場合には、次の記事を参照するか、または発生したExceptionの詳細情報を参照して異常の対処を行ってください。
セキュリティ機能で異常が発生した場合は、次の原因が考えられます。
また、各アプリケーションのログに“security”で始まるエラーメッセージが出力される場合は、“メッセージ集”の“J2EEアプリケーションのセキュリティ機能で出力するメッセージ”に従って対処してください。
アプリケーション
原因
共通
セキュリティ管理環境定義ファイルが存在しない、読み込み権限がない、または内容が正しく設定されていない場合
ディレクトリサービスが使用可能な状態でない場合
ディレクトリサービスにユーザID、パスワードが登録されてない場合
J2EEアプリケーションクライアント
JNDI環境プロパティのFJUserIDまたはFJPasswordがNULLまたは空の場合
Webアプリケーション
Webアプリケーション環境定義ファイルのユーザ認証の定義が正しく設定されていない場合
EJBアプリケーション
Interstage管理コンソールのメソッドパーミッションタグが正しく設定されていない場合
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