Interstage Application Server/Interstage Web Server トラブルシューティング集
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第1章 障害調査資料の採取> 1.4 CORBAサービスのログ情報の採取

1.4.6 ログ採取のためのアプリケーション開発

 ログ採取を行うため、アプリケーション開発時に以下に注意する必要があります。

■IDLコンパイ

 IDLファイルから生成されるスタブ・スケルトンにログ採取機能を組み込むため、IDLコンパイルを行います。

■プログラミング

 静的起動インタフェース・静的スケルトンインタフェースを使用してプログラミングすることにより、スタブ・スケルトンでもログ採取できます。
 静的起動インタフェース・静的スケルトンインタフェースを使用しない場合は、CORBAサービス、およびライブラリのみでログ採取されます。

■ライブラリのリンク

 ログ採取するためには、アプリケーションにサーバ用ライブラリ(“CORBAサービス”パッケージに含まれる)をリンクする必要があります。以下に必要となるサーバ用ライブラリを示します。

開発言語

ライブラリ名

C・C++

ODSV.LIB

Java (JDK1.4以降)

ODjava4.jar

Java (JDK1.2/1.3)

ODjava2.jar

Java (JDK1.1)

ODjava.jar

COBOL (スレッドモード)

ODCOBCBLMTSV.LIB または ODCOBCBLSVUC.LIB

COBOL (プロセスモード)

ODCOBCBLSV.LIB または ODCOBCBLSVUC.LIB

OOCOBOL

ODOOCOBSV.LIB または ODOOCOBSVUC.LIB

開発言語

ライブラリ名

C・C++

libOM.so

Java (JDK1.4以降)

ODjava4.jar

Java (JDK1.2/1.3)

ODjava2.jar

Java (JDK1.1)

ODjava.jar

COBOL (スレッドモード)

libOMcblMT.so

COBOL (プロセスモード)

libOMcbl.so

OOCOBOL

libOMoocob.so

開発言語

ライブラリ名

C・C++

libOM.so

Java (JDK1.4以降)

ODjava4.jar


 サーバ用ライブラリは、本製品の“CORBAサービス”(サーバ機能)に含まれています。インストール時には、必ず、“CORBAサービス”パッケージを選択してください。“CORBAサービスクライアント”(クライアント機能)をインストールしても、ログ採取機能は有効になりませんので注意してください。


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