Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成> C.2 Symfoware/RDBを使用する場合

C.2.5 マスタサーバの設定

 マスタサーバのリポジトリと接続するSymfoware/RDB、およびリポジトリの設定方法を説明します。

マスタサーバのリポジトリと接続するSymfoware/RDBのセットアップ

 マスタサーバのリポジトリと接続するSymfoware/RDBのセットアップは、スタンドアロン運用のときと同じ手順です。“Symfoware/RDBセットアップ”を参照して、Symfoware/RDBをセットアップしてください。

レプリケーション管理者用ユーザの設定

 Symfoware/RDBのセットアップ作業の、“リポジトリ用データベース接続ユーザの登録”で登録したユーザアカウントを、レプリケーション管理者用ユーザとします。


 レプリケーション管理者用ユーザは、Linkexpressのインストール時に指定したグループIDに属している必要があります。レプリケーション管理者用ユーザが、このグループIDに属していない場合は、レプリケーション管理者用ユーザの一次グループに、このグループIDを設定してください。

 レプリケーション管理者用のユーザの詳細は、“Linkexpress Replication option 説明書”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション”-“レプリケーション運用のためのセットアップ”-“ユーザIDの準備”を参照してください。

マスタサーバのリポジトリ作成

 マスタサーバのリポジトリを作成する方法は、スタンドアロン運用のリポジトリ作成方法と同じですが、マスタサーバを構築するマシンのInterstage管理コンソールを使用します。
 “リポジトリの作成”-“Symfoware/RDBを使用する場合”を参照して、マスタサーバのリポジトリを作成してください。

 Interstage管理コンソールの操作方法はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

マスタサーバのリポジトリへユーザ情報の登録

 作成したマスタサーバのリポジトリへユーザ情報を登録します。登録方法は、登録したいユーザ情報の量や運用に合わせて以下の2つから選択してください。

 2つの登録方法は、それぞれ、標準データベースを使用する場合と同じです。“データの作成”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED