Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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2.4.4.3 ファイルの追加書き
既存のファイルにデータを追加することができます。ファイルが存在すれば、既存ファイルにデータを追加します。ファイルが存在しなければ、新規にファイルを作成します。


ファイルの追加書きを使ったバッチ業務の例を以下に示します。
- ジョブ間およびジョブステップ間で同一ファイルへデータ追加を行うことができます。
- ファイル管理機能では、アプリケーション内で行う、ファイル操作(open、read、write、close)については制御を行いません。使用できるファイルの範囲およびCOBOLアプリケーション内でのファイル操作は、NetCOBOL EEのマニュアルに従ってください。
- ファイルの連結と同時に指定できません。バッチジョブ定義作成時にエラーになります。
- ダミーファイルと同時に指定できません。バッチジョブ定義作成時にダミーファイルを指定すると、資源名とファイル連結の指定以外はグレーアウトされ指定できません。

ファイル追加書き機能の詳細は、NetCOBOL EEのマニュアルを参照してください。
■後続ジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合
後続のジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合に、先行ジョブステップの資源の追加書きの指定は、後続ジョブステップでは引き継ぎません。
ファイルの追加書きをしたい場合は、ジョブステップの資源定義単位に指定してください。
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