Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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G.1.4 活性変更の旧環境削除または復元(commit or rollback)フェーズ
活性変更の旧環境削除または復元(commit or rollback)フェーズでは、旧環境の削除または旧環境への切り戻しを実施します。
changeフェーズの後、新環境でのアプリケーションの動作状況を確認し、問題無い場合は、iscommitwuコマンドにより、旧環境の削除依頼を実施し、旧環境を削除します。
もし、新環境でのアプリケーションの動作に異常がある場合は、isrollbackwuコマンドにより、旧環境を復元することで、活性変更前の状態に戻すことができます。
- iscommitwuコマンドで旧環境を削除する場合、および、isrollbackwuコマンドにより旧環境を復元し新環境を削除する場合、それぞれの停止するプロセス上で、アプリケーションが動作中の場合があります。これらのコマンドでは、オプションによりプロセスを同期停止(アプリ処理終了後停止)するか、強制停止するかをユーザが選択することができます。
活性変更の新環境への切り替え(change)フェーズのワークユニットに対してのみ、iscommitwuコマンドが実行できます。
- isrollbackwuにより旧環境を復元した場合は、活性変更前の状態に戻します。そのため、活性変更用に登録したワークユニット定義はInterstageのシステム上から削除されます。再度、活性変更を実施する場合は、1)活性変更のワークユニット定義変更フェーズから実施してください。
isrollbackwu コマンドは、ワークユニット定義変更フェーズ/活性変更の準備(prepare)フェーズ/活性変更の新環境への切り替え(change)フェーズの各フェーズで実行できます。何れのフェーズでも、isrollbackwu コマンド実行後は、活性変更前の状態に戻します。
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