Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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付録G CORBAワークユニットの活性変更 |
活性変更により変更可能なワークユニット定義情報は以下の通りです。
なお、“Application Program”セクションの追加/削除はできません。追加/削除を行う場合は、ワークユニットを停止して、ワークユニット定義の再登録を行ってください。
また、インプリメンテーションリポジトリ登録されたCORBAサーバアプリケーションの定義情報は変更できません。これを変更する場合にも、ワークユニットを停止して再登録してください。
セクション名 |
定義項目名 |
設定内容 |
変更 可否 |
---|---|---|---|
WORK UNIT |
Name |
ワークユニット名を設定します。 |
× |
Kind |
CORBAアプリケーションの場合に“CORBA”と設定します。 |
× |
|
Control Option |
Path |
実行可能ファイルが格納されているフォルダのパスを設定します。 注) |
○ |
Current Directory |
アプリケーションカレントディレクトリを作成するためのパスを設定します。 |
○ |
|
Application Retry Count |
自動再起動不可となるまでのアプリケーションの連続異常終了回数を設定します。 |
○ |
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Path for Application |
アプリケーションが動作時に使用するパス(環境変数PATH)を設定します。 |
○ |
|
Library for Application |
アプリケーションが動作時に使用するライブラリパス(環境変数LD_LIBRARY_PATH)を設定します。 注) |
○ |
|
Environment Variable |
アプリケーションが動作時に使用する環境変数を設定します。 |
○ |
|
Maximum Processing Time for Exit Program |
出口プログラムの最大処理時間の監視値を設定します。 |
○ |
|
WorkUnit Exit Program |
ワークユニット起動時と終了時に、1回ずつ発行される出口プログラムの名前を設定します。 注) |
○ |
|
Executable File of Exit Program for Salvage |
ワークユニット出口プログラム、プロセス回収出口プログラムの実行ファイル名を設定します。 注) |
○ |
|
Request Assignment Mode |
要求メッセージ振り分け方式 注) |
× |
|
Traffic Director Monitor Mode |
Traffic Director連携時に、本ワークユニットをダウン監視対象とするか否かを設定します。 |
× |
|
Output of Stack Trace (スタックトレースの取得) |
スタックトレースを取得するかどうかを指定します。 |
○ |
|
Startup Time |
ワークユニットの起動が完了するまでの監視時間を指定します。 注) |
○ |
|
Shutdown Time |
ワークユニットの強制停止が完了するまでの監視時間(秒)を設定します。 注) |
○ |
|
Start Log |
CORBAワークユニットのプロセス起動時のログを採取します。 |
○ |
|
Process Degeneracy |
アプリケーションの自動再起動失敗時に、ワークユニットの運用を継続するかどうか指定します。 |
○ |
|
Number of Revision Directories |
ワークユニットのカレントディレクトリの退避世代数を指定します。 注) |
○ |
|
Application Program |
Impl ID |
ワークユニットで起動するCORBAアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDを指定します。 注) |
× |
Executable File |
CORBAアプリケーションの実行モジュールを指定します。 |
○ |
|
Concurrency |
アプリケーションのプロセス多重度を設定します。 |
○ |
|
Maximum Processing Time |
アプリケーションの最大処理時間の監視値(秒)を設定します。 |
○ |
|
Terminate Process for Time out |
アプリケーションの最大処理時間超過時に、当該アプリケーションが動作しているプロセスを強制停止するかどうかを指定します。 |
○ |
|
Maximum Processing Time for Exit Program |
出口プログラムの最大処理時間の監視値(秒)を設定します。 |
○ |
|
Maximum Queuing Message |
キューに滞留できる最大キュー数を設定します。 注) |
× |
|
Queuing Message To Notify Alarm |
アラーム通知を行う滞留キュー数を設定します。滞留キュー数が、この値になるとアラーム通知します。 注) |
× |
|
Queuing Message To Notify Resumption |
アラーム通知の監視を再開する滞留キュー数を設定します。滞留キュー数が監視キューイング数を超えた後、本設定値と同じになった時に、滞留キュー数の監視を再開します。 注) |
× |
|
CLASSPATH for Application |
アプリケーションが動作時に使用するクラスパスを設定します。 注) |
○ |
|
Environment Variable |
アプリケーションが動作時に使用する環境変数を設定します。 |
○ |
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Exit Program for Process Salvage |
プロセス回収出口プログラム名を設定します。ただし、C言語のプログラム名しか指定できません。 注) |
○ |
|
Executable File of Exit Program for Salvage |
ワークユニット出口プログラム、プロセス回収出口プログラムの実行ファイル名を設定します。 注) |
○ |
|
Param for Executable File |
アプリケーション起動時に渡すパラメタを設定します。パラメタを複数設定する場合は、当項目を複数設定してください。 注) |
○ |
|
Request Assignment Mode |
要求メッセージ振り分け方式 注) |
× |
|
Buffer Number |
キューのバッファ数を設定します。 注) |
× |
|
Buffer Size |
1要求に対してキュー操作を行う1データ長を設定します。 注) |
× |
|
Path |
アプリケーションプログラムの実行可能ファイルが格納されているディレクトリのパスを設定します。 注) |
○ |
インプリメンテーションリポジトリに登録するCORBAサーバアプリケーションの定義情報において、クライアントアプリケーションごとにインスタンスデータを保持する設定(iswitch=ON)の場合、インスタンスデータは旧プロセスから新プロセスへ継承されません。そのため、インスタンスデータが保持されていることを前提としたアプリケーションでは問題が発生する可能性があります。
活性変更を行う場合は、インスタンスデータが保持されない可能性があることを考慮したアプリケーションを作成する必要があります。
また、活性変更を実施する場合、あらかじめプロセス最大多重度(proc_conc_max)は、通常運用するプロセス数の2倍の値(プロセス多重度を変更する場合は、旧環境と新環境のプロセス多重度の合計値)を設定してください。活性変更を実施すると、プロセス多重度は一時的に2倍となります。proc_conc_maxの値が小さい場合、活性変更の準備(prepare)フェーズが失敗します。
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