ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

7.5.3 レプリケーション機能を利用したバックアップ/リストア

9.4.1.1 swsrpsetvol(複製ボリューム情報設定コマンド)の設定で、双方向に定義したボリュームペアに関して、複製先ボリュームから複製元ボリュームへデータをリストアすることができます。

リストアは以下の手順で実行できます。

  1. リストア対象のボリュームにECセションが存在する場合は、9.4.2.4 swsrpcancel(複製解除コマンド)を実施します。

  2. 複製元ボリュームと複製先ボリュームの指定をレプリケーション実行時とは反対にして9.4.2.2 swsrpmake(複製作成コマンド)を実施します。QuickOPC/SnapOPC/SnapOPC+を使用したバックアップ運用の場合は、-Tオプション、-Cオプション、-Pオプションを指定せずに複製作成コマンドを実行します。

注意

SnapOPC+のリストアをサポートしていないディスクアレイ装置の場合は、レプリケーション機能を利用したリストアができません。

リストアが必要な場合は、複製先ボリュームから手動でコピーしてください。

図7.48 SnapOPC+の手動によるリストア