クラスタシステムに登録した環境設定の削除について説明します。
以降では、“Symfowareのネーミングサービスの生存監視”に関する事項について説明しています。
“Symfowareのネーミングサービスの生存監視”以外の全体的な作業については、“6.1 クラスタシステムからの削除”を参照してください。
cldelprocrscコマンドを使用して、状態遷移プロシジャを使用するリソースを削除します。
運用ノード、待機ノードの両ノードで実行してリソースを削除してください。
cldelprocrscコマンドについては、“PRIMECLUSTER 活用ガイド <コマンドリファレンス編>”を参照してください。
コマンドの実行例を以下に示します。
/etc/opt/FJSVcluster/bin/cldelprocrsc -n IS_INTERSTAGE (※1) |
※1)“A.2.3.3 状態遷移プロシジャを利用するリソースの登録”で登録した以下のリソースを指定します。削除する状態遷移プロシジャに合わせて変更してください。
BTFW_INTERSTAGE
ES_INTERSTAGE
IS_INTERSTAGE
ODWU_INTERSTAGE
JMX_INTERSTAGE
APFW_NS_INTERSTAGE
※2)ODWU_INTERSTAGEの状態遷移プロシジャでは、-cオプションを省略してください。
登録されているリソース名は、clgettreeコマンドで参照することができます。
clgettreeコマンドについては、“PRIMECLUSTER 活用ガイド <コマンドリファレンス編>”を参照してください。
cldelprocコマンドを使用して、状態遷移プロシジャを削除します。
運用ノード、待機ノードの両ノードで実行してリソースを削除してください。
cldelprocコマンドについては、“PRIMECLUSTER 活用ガイド <コマンドリファレンス編>”を参照してください。
コマンドの実行例を以下に示します。
/etc/opt/FJSVcluster/bin/cldelproc -c BasicApplication (※1) IS_INTERSTAGE (※2) |
※1)ODWU_INTERSTAGEの状態遷移プロシジャでは、-cオプションを省略してください。
※2)“A.2.3.2 状態遷移プロシジャの登録”で登録した以下の状態遷移プロシジャを指定します。削除する状態遷移プロシジャに合わせて変更してください。
BTFW_INTERSTAGE
ES_INTERSTAGE
IS_INTERSTAGE
ODWU_INTERSTAGE
JMX_INTERSTAGE
APFW_NS_INTERSTAGE