クラスタ環境からのバッチ実行基盤の削除について説明します。
バッチ実行基盤の環境は、以下の2つの環境で構成されています。
バッチサーバ環境
バッチジョブ定義データベース環境
バッチ実行基盤の削除範囲には、以下の3つがあります。
バッチ実行基盤の環境の削除
バッチ実行基盤のすべての環境を削除します。
バッチ実行基盤を再セットアップする場合などに行います。
バッチジョブ定義データベースの削除
バッチジョブ定義データベースの配置場所を移動する場合などに行います。
ジョブの実行環境の削除
複数のジョブの実行環境が存在する場合に、1つのジョブの実行環境だけ削除します。
1つのジョブの実行環境が不要になった場合などに行います。
バッチ実行基盤の削除手順
バッチ実行基盤の削除手順について説明します。
バッチ実行基盤の削除手順を以下に示します。
上記3つの環境削除の手順は、削除する範囲が異なるだけであり、共通の手順で行えます。
バッチシステムの停止については、“A.3.2 バッチシステムの運用停止”に従ってください。
以降では、上記のうちバッチジョブ定義データベース環境に関する事項について説明しています。
バッチジョブ定義データベース環境以外の全体的な作業については、“第6章 アンセットアップ”を参照してください。
待機ノードの作業は、運用ノードでの作業と同じです。