ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

11.1.8 アプリケーション配備

注意

注意事項については、「1.3.5 配備時の注意事項」を参照してください。

11.1.8.1 deployサブコマンド

形式

deploy [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--contextroot context_root] [--force[=true|=false]] [--precompilejsp[=true|=false]] [--verify[=true|=false]] [--name component_name] [--retrieve local_dirpath] [--createtables[=true|=false] | --dropandcreatetables[=true|=false]] [--enabled[=true|=false]] [--libraries jar_file[,jar_file]...] --target target filepath

機能説明

Interstage Java EE DASサービスのインスタンス/IJServerクラスタに対して配備を行います。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--contextroot

なし

context-rootを指定します。
このオプションはモジュール種別が下記の場合に有効です。
  ・Webアプリケーション(.war)
省略時は、配備対象ファイルから拡張子を除いた値が使用されます。

--force

なし

同一のモジュールが配備済みの場合に、再配備を行うか否かを指定します。
デフォルト値はfalseです。

--precompilejsp

なし

JSPアプリケーションを実行前にコンパイルするか否かを指定します。
デフォルト値はfalseです。
このオプションを有効にして、JSPページのプリコンパイルでエラーが発生した場合は、メッセージを出力して処理を中断します。

--verify

なし

配備モジュールの検証を有効にするか否かを指定します。
デフォルト値はfalseです。
詳細は、「5.6.2 Java EEアプリケーションの検証」を参照してください。

--name

なし

アプリケーション名を指定します。
デフォルト値は、ファイルの拡張子を除いた値です。

--retrieve

なし

クライアントスタブJARファイルを取り出します。
取り出したJARファイルを格納するディレクトリを指定してください。
クライアントスタブJARファイルの構成については、「5.9.2 Java EEアプリケーションクライアントの運用操作」の「4. クライアントスタブJARファイルをダウンロード」を参照してください。

--createtables

なし

  • JPAの場合:
    配備するアプリケーションに含まれているJava Persistence Entityにマッピングされているテーブルを作成するか否かを指定します。
    省略時は、persistence.xmlに指定した永続性ユニットプロパティtoplink.ddl-generationの定義が有効になります。
    また、本オプションとpersistence.xmlに指定した永続性ユニットプロパティtoplink.ddl-generationの定義を両方指定した場合は、本オプションの指定が優先されます。詳細は、「3.8.6 データベーステーブル自動生成機能」を参照してください。

  • Entity Beanの場合:
    配備時にテーブル自動生成をする場合」を参照してください。

  • JPA/Entity Beanの共通の環境設定:
    本機能を使用する前にInterstage Java EE DASサービスにJDBCドライバの環境設定を行う必要があります。JDBCドライバの環境設定方法については、「5.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。

--dropandcreatetables

なし

  • JPAの場合:
    新規配備の場合は配備モジュールに含まれているJava Persistence Entityにマッピングされているテーブルを作成するか否か指定します。同名のテーブルがすでに存在する場合、テーブルを作成しません。
    再配備の場合はテーブルを作成し直すか否かを指定します。
    省略時は、persistence.xmlに指定した永続性ユニットプロパティtoplink.ddl-generationの定義が有効になります。
    また、本オプションとpersistence.xmlに指定した永続性ユニットプロパティtoplink.ddl-generationの定義を両方指定した場合は、本オプションの指定が優先されます。詳細は、「3.8.6 データベーステーブル自動生成機能」を参照してください。

  • Entity Beanの場合:
    配備時にテーブル自動生成をする場合」を参照してください。

  • JPA/Entity Beanの共通の環境設定:
    本機能を使用する前にInterstage Java EE DASサービスにJDBCドライバの環境設定を行う必要があります。JDBCドライバの環境設定方法については、「5.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。

--enabled

なし

配備後にアプリケーションを有効にするか否かを指定します。
デフォルト値はtrueです。
なお、再配備時は、本オプションに指定した値は無視されます。

--libraries

なし

アプリケーションから参照するライブラリ(JARファイル)を絶対パスで指定します。複数指定する場合は、カンマ区切りで指定します。
なお、再配備時に本オプションを省略した場合は、再配備前に指定されている値が有効となります。
本オプション使用時は下記の点に注意してください。

  • 単体のコネクタモジュール配備時には本オプションは無効となります。

  • ライブラリ(JARファイル)は、パス構成要素にカンマを含まない場所へ格納してください。
    カンマを含んだ場合、パスの区切りとして取り扱われ配備に失敗する場合があります。

--target

なし

配備先のInterstage Java EE DASサービスのインスタンス名("server")/IJServerクラスタ名を指定します。
なお、アプリケーションバグや定義誤りによりInterstage Java EE DASサービスが起動できなくなる事態が懸念されるため、運用環境でInterstage Java EE DASサービスへのアプリケーションの配備は行わないでください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

filepath

不可

配備対象ファイルを指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin deploy --target IJServer001 sample.ear
Command deploy executed successfully.

11.1.8.2 get-client-stubsサブコマンド

形式

get-client-stubs [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --appname application_name local_directory_path

機能説明

Interstage Java EE DASサービスのインスタンス/IJServerクラスタに配備されているアプリケーションから、EJBアプリケーションのクライアントアプリケーションで使用するスタブファイルを取得します。
クライアントスタブJARファイルの構成については、「5.9.2 Java EEアプリケーションクライアントの運用操作」の「4. クライアントスタブJARファイルをダウンロード」を参照してください。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--appname

なし

スタブを取得する対象のアプリケーション名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

local_directory_path

不可

スタブファイルを格納するローカルディレクトリのパスを指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin get-client-stubs --appname sample C:\temp
Command get-client-stubs executed successfully.

11.1.8.3 undeployサブコマンド

形式

undeploy [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--droptables[=true|=false]] [--cascade[=true|=false]] --target target component_name

機能説明

Interstage Java EE DASサービスのインスタンス/IJServerクラスタに対して配備解除を行います。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--droptables

なし

  • JPAの場合:
    アプリケーションの配備時に--createtables、--dropandcreatetablesまたはpersistence.xmlに指定した永続性ユニットプロパティtoplink.ddl-generationの定義によりアプリケーションに含まれているJava Persistence Entityにマッピングされているテーブルを作成した場合、そのテーブルを削除するか否かを指定します。
    省略時は、persistence.xmlに永続性ユニットプロパティのtoplink.ddl-generationにdrop-and-create-tablesを指定した場合だけテーブルを削除します。
    また、本オプションとpersistence.xmlに指定した永続性ユニットプロパティtoplink.ddl-generationの定義を両方指定した場合は、本オプションの指定が優先されます。詳細は、「3.8.6 データベーステーブル自動生成機能」を参照してください。

  • Entity Beanの場合:
    配備時にテーブル自動生成をする場合」を参照してください。

  • JPA/Entity Beanの共通の環境設定:
    本機能を使用する前にInterstage Java EE DASサービスにJDBCドライバの環境設定を行う必要があります。JDBCドライバの環境設定方法については、「5.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。

--cascade

なし

リソースアダプタと関係するコネクタ接続プール、コネクタリソース、管理オブジェクトリソース、およびリソースアダプタの定義情報を削除するか否かを指定します。
このオプションはConnector Module(.rar)を単体配備した場合にだけ有効です。

--target

なし

配備解除先のInterstage Java EE DASサービスのインスタンス名("server")/IJServerクラスタ名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

component-name

不可

配備解除対象のアプリケーション名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin undeploy --target IJServer001 sample
Command undeploy executed successfully.

11.1.8.4 enableサブコマンド

形式

enable [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target component_name

機能説明

Interstage Java EE DASサービスのインスタンス/IJServerクラスタに配備されているアプリケーションまたはライフサイクルモジュールを有効にします。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

対象のInterstage Java EE DASサービスのインスタンス名("server")/IJServerクラスタ名、サーバーインスタンス名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

component_name

不可

対象のアプリケーション名またはライフサイクルモジュール名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin enable --target IJServer001 sample
Command enable executed successfully.

11.1.8.5 disableサブコマンド

形式

disable [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target component_name

機能説明

Interstage Java EE DASサービスのインスタンス/IJServerクラスタに配備されているアプリケーションまたはライフサイクルモジュールを無効にします。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

対象のInterstage Java EE DASサービスのインスタンス名("server")/IJServerクラスタ名、サーバーインスタンス名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

component_name

不可

対象のアプリケーション名またはライフサイクルモジュール名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin disable --target IJServer001 sample
Command disable executed successfully.