MQ連携サービスがCORBAのイベントチャネルを使用して運用するためには、図7.6 MQ連携サービスの環境作成の流れ(CORBAのイベントチャネルを使用する場合)の手順に沿って、MQ連携サービスの環境を作成する必要があります。
なお、Interstage環境については、MQ連携サービスの環境を作成する前の任意な契機でInterstageのクラスタ環境を作成してください。
図7.6 MQ連携サービスの環境作成の流れ(CORBAのイベントチャネルを使用する場合)
ノーティフィケーションサービスの環境を作成する
MQ連携サービスをクラスタ環境で使用する場合は、イベントサービスの環境をクラスタで動作可能な形態で作成してください。
クラスタ環境でイベントサービスのユニットおよびイベントチャネルを作成する際のesmkunitコマンドおよびesmkchnlコマンドの詳細については“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
イベントチャネルを起動する
切替えディスクにアクセス可能なノードで、イベントチャネルを起動します。イベントチャネルの起動は、ノーティフィケーションサービスのesstartchnlコマンドで行います。イベントチャネルの起動コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
サービス定義を作成する
MQDBRIDGEサービスのサービス定義に起動したいMQDBRIDGEシステムを定義します。サービス定義の詳細は“3.2.1 MQDBRIDGEサービスのサービス定義”を参照してください。
起動パラメタを作成する
MQ連携サービスが使用する起動パラメタを作成します。起動パラメタはローカルのディスク装置または共用ディスク装置に作成する必要があります。起動パラメタの詳細は“3.2.2 MQDBRIDGEシステムの起動パラメタ”を参照してください。
MQDBRIDGEサービスを起動する
MQ連携サービスを運用するためにMQDBRIDGEサービスを起動します。MQDBRIDGEサービスの起動はmqdbsvcstartコマンドで行います。mqdbsvcstartコマンドの詳細は、“第6章 操作コマンド”を参照してください。
MQDBRIDGEサービスを停止する
MQDBRIDGEサービスを停止します。MQDBRIDGEサービスの停止は、mqdbsvcstopコマンドで行います。mqdbsvcstopコマンドの詳細は、“第6章 操作コマンド”を参照してください。