uji:mcFormについて説明します。uji:mcFormには、以下の機能があります。
基本機能
uji:mcFormタグは、Mccoordinator専用のフォームを作成します。
HTMLのFORMタグの代わりに使用し、Mccoordinatorに必要なリクエストパラメタを隠し項目としてフォーム内に生成します。
Webcoordinatorアプリケーションを開発する場合はuji:formタグを使用してください。
uji:mcFormタグのアトリビュートは以下を指定します。
アトリビュート名 | 省略 | 意味 | 省略時の動作 |
---|---|---|---|
name | 可 | フォームの名前です。JavaScriptのメソッド名を生成するために使用します。 | 画面IDに従って自動生成されます。 |
beanId | 可 | フォームに入力されたデータを既存のデータBeanに格納する場合に、データBeanを関連付けた名前を指定します。 | 画面IDと同名で自動生成されます。 |
beanCls | 可 | フォームに入力されたデータをデータBeanの新しいインスタンスに格納する場合に、そのクラス名を指定します。クラス名はパッケージ名を含めて記述します。 | 汎用Beanとして自動生成されます。 |
verbs | 可 | このフォームから発生するコマンドの一覧を指定します。コマンドはカンマで区切って指定します。 | コマンドマップより自動生成されます。 |
method | 可 | フォームの送信方法(POST、GET)を指定します。 | POST |
visible | 可 | フォームを表示するかどうかをtrue/falseで指定します。 | true |
onSubmit | 可 | submitイベント発生時に実行するJavaScriptを記述します。 | イベント発生時にJavaScriptを実行しません。 |
onReset | 可 | resetイベント発生時に実行するJavaScriptを記述します。 | イベント発生時にJavaScriptを実行しません。 |
postOnce | 可 | フォームの送信を1回のみに制限する場合にtrueを指定します。ダブルポストを防止したい場合に使用します。(ファイルダウンロードなど画面が遷移しない場合は指定しないでください。) | false |
action | 可 | リクエストの送信先となるURLを指定します。URLリライティング機能が有効になっている場合は、指定したURLにURLリライティングが適用されます。 | 現在の画面の表示に使用したURLを送信先とします。 |
targetWindow | 可 | HTTPレスポンスを表示するウィンドウまたはフレームの名前を指定します。以下の場合にこのアトリビュートを使用します。
上記以外のウィンドウやフレームを指定する場合はtargetアトリビュートを使用してください。 | フォームが表示されているウィンドウまたはフレームにHTTPレスポンスが表示されます。 |
css | 可 | class属性の属性値を指定します。extPropsでclass属性を指定した場合は無視されます。以下のタグにclass属性を設定します。 | class属性を出力しません。 |
extProps | 可 | FORMタグのアトリビュートを追加する場合に指定します。 | 何も追加しません。 |
以下のアトリビュートはHTMLのFORMタグと同様に使用します。
style、title、lang、dir、enctype、accept、target
これ以外のアトリビュートを指定する場合にextPropsアトリビュートを使用します。
<uji:mcForm extProps="accept-charset='SJIS'" >...
uji:mcFormタグのコンテントにはフォームを記述します。
JSP
<uji:mcForm > <uji:fieldString bean="main" property="value1" /> <INPUT type="submit" name="ok" value="送信"> <INPUT type="submit" name="cancel" value="キャンセル"> </uji:mcForm>
Mccoordinatorを利用する場合は、フォームをuji:mcFormタグで作成します。Mccoordinatorを利用しない場合は、uji:formタグまたはHTMLのFORMタグを使用します。
uji:listRenderer, uji:tableRendererタグのコンテントではuji:mcFormタグは使用できません。