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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

2.13.8 ConstantDefインタフェース

2.13.8.1 CORBA::ConstantDef::type()

名前

  CORBA::ConstantDef::type

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::TypeCode_ptr  CORBA::ConstantDef::type(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  定数定義オブジェクトのTypeCodeを返します。
  本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、TypeCodeが返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.13.8.2 CORBA::ConstantDef::value()

名前

  CORBA_ConstantDef::value

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::Any  CORBA::ConstantDef::value(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  ConstantDefオブジェクトの定数の値を、any型で返します。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、定数の値(any構造体)が返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.13.8.3 継承されて使用できる関数

(1)CORBA::ConstantDef::def_kind
(2)CORBA::ConstantDef::id
(3)CORBA::ConstantDef::name
(4)CORBA::ConstantDef::defined_in
(5)CORBA::ConstantDef::describe

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA::IRObject”の部分を“CORBA::ConstantDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“2.13.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA::Contained”の部分を“CORBA::ConstantDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“2.13.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。