運用中の通信定義追加機能とは、イベントチャネル連携サービスが運用中に通信定義の追加を簡易的におこなう機能です。通信定義の変更や削除はできません。
通信定義の追加とは、以下を指します。
非同期通信を行う新たな相手サーバの導入時の新規サーバ、およびキューの追加
既存の相手サーバに対する新たなキューの追加
稼動中における通信環境の追加機能を図11.26 稼動中における通信環境の追加機能に示します。
図11.26 稼動中における通信環境の追加機能
[図の説明]
1) 追加するサーバおよび追加するキューの情報をサービス定義へ記述します。
2) mqdnsgwdefコマンドを実行し、追加するサービス定義をイベントチャネル連携サービスへ登録します。
3) 受信側のサーバで、追加する受信キューを反映します。mqdnsgwcommコマンドで行います。
4) 送信側のサーバで、新たに非同期通信を行う新規サーバ、および追加する送信キューを反映します。mqdnsgwcommコマンドで行います。
5) 受信側のイベントチャネル連携サービスでは、mqdnsgwcommコマンドによってサービス定義の反映が指示されると、新たな構成でメッセージを受信します。
6) 送信側のイベントチャネル連携サービスでは、mqdnsgwcommコマンドによってサービス定義の反映が指示されると、新たな構成でメッセージを送信します。