ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Network Manager 使用手引書

9.1.3 環境設定

9.1.3.1 Systemwalker Service Quality Coordinatorレポート連携の環境設定

Systemwalker Service Quality Coordinatorのコンソール画面にSystemwalker Network Managerのレポートを表示するために、Systemwalker Service Quality Coordinator の連携用定義ファイル(snmconf.ini)を更新します。連携用定義ファイルの設定について、以下に示します。

なお、Systemwalker Service Quality Coordinatorの環境設定については"Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド"を参照して下さい。

●格納場所
以下の場所に配置されている連携用定義ファイル(snmconf.ini)を更新します。

/etc/opt/FJSVssqc/snmconf.ini

●設定方法
Systemwalker Service Quality CoordinatorがSystemwalker Network Managerの情報を取得するように設定します。

定義ファイル内のMIDDLEWARE_CONFセクションのXMLキーを、以下の例のようにONに設定します。

[MIDDLEWARE_CONF]
XML=ON

XMLキーをONにすることで、Systemwalker Network Managerのレポートが表示可能となります。デフォルト値はOFFとなっています。
追加されるレポートについては9.1.4.3 レポート表示情報を参照して下さい。

9.1.3.2 統計監視スケジュールについて

Systemwalker Service Quality Coordinatorに表示されるレポートは、Systemwalker Network Managerの統計監視スケジュールと対応しています。
Systemwalker Network Managerの統計監視スケジュールにより収集された統計情報までの情報を参照することができます。
Systemwalker ServiceQuality Coordinatorへ性能データを送信するために、統計監視のスケジュールのインターバルを10分から15分に設定して下さい。統計監視スケジュールについては、スケジュール設定(schedule.csv)の間隔指定方式をインターバルタイマにすることにより可能となります詳細は、5.3.3 監視ポリシーの定義を参照して下さい。

なお、監視ポリシーおよび監視対象(グループ定義により分割された構成情報等)に関する定義については、A.5 SLMサーバ定義を参照して下さい。