Systemwalker Network Managerのレポートは、Systemwalker Service Quality Coordinatorの“カテゴリ別診断レポート”と“詳細レポート”を表示できます。
ここでは、“カテゴリ別診断レポート”の表示を説明します。“詳細レポート”の表示については“カテゴリ別診断レポート”に準じます。詳細は"Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド"を参照して下さい。
“分類”コンポボックスから“カテゴリ別診断レポート”を選択し、“レポート種別”コンポボックスから登録/参照したいSystemwalker Network Managerのレポートを選択して下さい。
また、“サーバ”コンポボックスにはSystemwalker Network Managerの運用管理サーバを指定します。運用管理サーバが選択可能となるよう、Systemwalker Service Quality Coordinatorのコンソール画面から環境設定を行う必要があります。
“データ間隔”チェックボックスについては、1時間と1日が選択可能です。1時間を選択した場合は指定した”レポート期間”と”リソースID”の1時間毎の統計情報が、1日を指定した場合は1日毎の統計情報がレポートに表示されます。
環境設定やその他詳細は"Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド"を参照して下さい。
Systemwalker Service Quality Coordinatorのコンソール画面表示レポートの参照期間はデータ間隔によって異なります。
データ間隔が1時間の場合は6週間、1日の場合は53週間となっています。
詳細レポートの表示は、Systemwalker Service Quality Coordinator内で同じになります。詳細は"Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド"を参照して下さい
Systemwalker Network Managerのカテゴリ別診断レポートは、ワースト一覧表とワーストTop5までのの線グラフを表示します。
入力と出力の情報のあるレポート種別は、入力と出力の情報を表示します。
レポートの表示例と表示する情報を示します。
レポート種別 | ワースト一覧 | グラフ |
---|---|---|
Network Manager | 入力ネットワークトラフィック割合平均値のワースト一覧情報 | 入力ネットワークトラフィック割合平均値のグラフ |
出力ネットワークトラフィック割合平均値のワースト一覧情報 | 出力ネットワークトラフィック割合平均値のグラフ | |
Network Manager | CPU使用率(%)平均値のワースト一覧情報 | CPU使用率(%)平均値のグラフ |
Network Manager | コリジョン発生数平均値のワースト一覧情報 | コリジョン発生数平均値のグラフ |
Network Manager | CRCエラー数平均値のワースト一覧情報 | CRCエラー数数平均値のグラフ |
Network Manager | 入力ドロップパケット数平均値のワースト一覧情報 | 入力ドロップパケット数平均値のグラフ |
出力ドロップパケット数平均値のワースト一覧情報 | 出力ドロップパケット数平均値のグラフ | |
Network Manager | 入力送受信パケット数平均値のワースト一覧情報 | 入力送受信パケット数平均値のグラフ |
出力送受信パケット数平均値のワースト一覧情報 | 出力送受信パケット数平均値のグラフ | |
Network Manager | 入力破棄パケット数平均値のワースト一覧情報 | 入力破棄パケット数平均値のグラフ |
出力破棄パケット数平均値のワースト一覧情報 | 出力破棄パケット数平均値のグラフ | |
Network Manager | 入力エラーパケット数平均値のワースト一覧情報 | 入力エラーパケット数平均値のグラフ |
出力エラーパケット数平均値のワースト一覧情報 | 出力エラーパケット数平均値のグラフ | |
Network Manager | 稼働率(%)のワースト一覧情報 | 稼働率(%)のグラフ |
Network Manager | 平均RTT値(mSec)のワースト一覧情報 | 平均RTT値のグラフ |
平均Pingロスト率(%)のワースト一覧情報 | 平均Pingロスト率(%)のグラフ |
注意
”Network Manager IP稼動監視”については、データ間隔に1日単位しか指定できません。
最大値日時が”0000/00/00 00:00:00”で表示される場合は、欠損値であることを示します。
最大値が0の場合でも欠損値以外では最大値日時に日時が表示されますが、統計ログ範囲の最初の時間が表示されます。
“リソースID”リストにリソースIDを指定することにより、表示するレポートを絞り込むことができます。
リソースIDは表示したい情報により、省略,ノード名のみ指定,ノード名とホスト名をコロンで(:)繋げて指定(例 node1:interface1)の形式で指定します。以下に各指定で表示される情報を示します。
・省略
すべてのホストからワースト情報を表示
・ノード名
指定ノード内ホストのワースト情報を表示
・ノード名:ホスト名
指定ホスト名のワーストレコードを表示
レポート種別によっては、ホスト毎の情報を持たないものがあります。