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Systemwalker Network Manager 使用手引書

5.3.5 SLMサーバの定義

SLMサーバは、運用管理サーバおよび運用管理サーバ(エージェント)で動作し、監視ポリシーの制御を行います。SLMサーバ定義では、運用管理サーバおよび、運用管理サーバ(エージェント)に配布する監視ポリシーおよび監視対象(グループ定義により分割された構成情報等)に関する情報を定義します。例えば、運用管理サーバでIP稼動監視を行い、運用管理サーバ(エージェント)で、ネットワーク使用率の監視を行うといった監視の負荷分散を行うことが可能です。運用者は運用管理サーバ(エージェント)の監視対象となる条件定義を行えば、運用中にノードやインタフェース情報を追加もしくは削除したとき、運用管理サーバ(エージェント)の監視範囲分担を意識することなく、あらかじめ定義した一定の運用方針のもとで運用を行うことができます。

SLMサーバ定義は、iniファイル形式で定義します。定義内容は、A.5 SLMサーバ定義を参照して下さい。

定義の反映は、ipmImptSrvコマンドで行います。コマンドの詳細については8.1.15 ipmImptSrv(SLMサーバ定義のインポート)を参照して下さい。