性能管理機能では、独自に装置の構成情報を保持しています。
装置の構成を変更する場合、以下の手順に従って性能管理機能が保持する装置の構成情報を更新してください。また、性能監視および閾値監視を実施している装置に対し構成を変更した場合も、以下の手順で構成情報を更新してください。
性能監視および閾値監視を実施している装置に対し構成を変更した場合、性能監視および閾値監視は、更新前の構成情報で監視を実施しています。以下の手順で、構成情報を更新するまでの性能情報および閾値監視は、保証できません。
《構成情報を更新する手順》
性能監視の設定内容を記録する(性能監視を実施している場合)
《記録する設定内容》
性能情報を取得する間隔(秒)
性能監視対象(最小 LUN_V、最大 LUN_V)
閾値監視の設定内容を記録する(閾値監視を実施している場合)
《記録する設定内容》
閾値監視時間設定
閾値監視時間(開始時刻、停止時刻)
アラーム表示時間(開始時刻、停止時刻)
アラーム表示頻度
閾値監視設定
閾値監視対象
閾値
閾値監視単位時間
アラーム許容範囲
アラーム許容時間
下限値
閾値監視を停止する(閾値監視を実施している場合)
「7.3.7 閾値監視停止指示」を参照してください。
性能監視を停止する(性能監視を実施している場合)
「7.2.10 性能管理停止指示」を参照してください。
装置に対し、ファームウェアの更新と構成変更を実施する
注意
ファームウェアの更新が必要になるのは、稼働 Disk 数の性能管理を実施するために、ストレージ装置のファームウェアをエコモード対応の版数にする場合だけです。エコモード対応のストレージ装置およびファームウェア版数は、「1.3.4 ストレージの省電力運用」を参照してください。
性能管理ウィンドウのメニューバーの[装置]-[構成情報ファイル作成]を実行する
1で記録した設定内容を基に、性能監視を開始する(性能監視を実施している場合)
「7.2.2 性能管理指示」、「7.2.3 監視間隔設定」を参照してください。
2で記録した設定内容を基に、閾値監視を開始する(閾値監視を実施している場合)
「7.3.3 閾値監視時間帯の設定」、「7.3.4 閾値監視情報の設定」を参照してください。