Linkexpress Transactional Replication option説明書

19.2.2 trmqdunsetup (TRMのシステム環境の削除)

■機能説明

TRMのシステム環境を削除します。
通常、メッセージキュー上に未処理のメッセージがない場合に削除できます。未処理のメッセージがある場合は、-cオプションを指定することにより強制的に削除できます。
なお、本コマンド実行時には、コマンドの実行を再確認するための問合せが行われます。

■形式

trmqdunsetup [-s sysname] [-c]

■パラメタ

-s sysname

対象のTRMシステム名を指定します。
本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。

-c

未処理のメッセージがあっても、TRMのシステム環境を強制的に削除する場合に指定します。未処理のメッセージは消失します。

■注意事項

• 本コマンドは、スーパユーザだけが実行できます。権限の詳細は、"16.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。
• 本コマンドは、該当のTRMが停止している状態で実行してください。

■使用例

TRMのシステム環境を削除します。

trmqdunsetup -s TRM001