PRIMECLUSTER 活用ガイド <メッセージ集> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版) |
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第6章 RMS に関するメッセージ | > 6.1 RMSメッセージ |
ディテクタ detector_name のディテクタ要求キューを作成できない場合に、このメッセージが出力されて、RMS が終了コード 12 で終了します。重大な内部エラーです。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
ディテクタ detector を再起動できない場合に、このメッセージが出力されて、RMS が終了コード 14 で終了します。再起動は以下のいずれかの理由で失敗します。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
コントローラスクリプトが不適切または無効です。
コントローラスクリプトをチェックしてください。
ディテクタスクリプトが不良であるか、フォーマットが誤っています。
ディテクタスクリプトをチェックしてください。
RMS は最初に InitScript を実行します。InitScript の値は hvenv の環境変数 RELIANT_INITSCRIPT の値です。この InitScript が何らかの理由で失敗すると(0 以外のコードで終了する、シグナルを取得するなど)、このメッセージが出力されて、RMS が終了コード 56 でシャットダウンします。
InitScript を設定している場合は、設定した InitScript に問題がないか調査してください。InitScript を設定していない場合は、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
スクリプトはディテクタのレポートに基づいて実行されるため、Online、Offline、Faulted、Standby、NoReport 以外の無効な状態がディテクタから通知されると、このメッセージが出力されて、RMS が終了コード 8 で終了します。
ディテクタが、有効な Online、Offline、Faulted、Standby、NoReport のいずれかの状態だけを通知するようにしてください。
RMS が特定のオブジェクト <objectname> に対してスクリプト <script> を実行できない場合に、このエラーメッセージが出力されます。errno errno は、このスクリプトの実行が失敗した詳しい理由を示します。RMS は終了コード 8 で終了します。
本マニュアルの "付録B Solaris/Linux ERRNO テーブル" で、errno errno を調べて、失敗の理由を判別してください。理由がわからない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。
ディテクタ hvdet_node は node_sys_q キューを使用して、RMS BM から SysNode のリストを取得します。このキューに問題があると、このメッセージが出力されて、RMS が終了コード 12 で終了します。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
RMS BM は node_sys_q キューを使用して、SysNode のリストを hvmod の後の hvdet_node (起動時の最初のノード、または hvmod を明示的に呼び出したときの 2 番目以降のノード)に送信します。RMS がこの情報を hvdet_node に送信できない場合に、このメッセージが出力されて、RMS が終了コード 2 で終了します。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
以下のいずれかの理由でクラスタノードを停止できない場合に、このメッセージが出力されます。
ノードの状態を確認し、スクリプトに対して必要な修正措置をとり、可能な場合は、ノードの状態を手動で修正し、必要に応じて適切な hvutil -{o, u} を発行してください。
script が実行できない場合に、errorreason とともに出力されるメッセージです。
errorreason に基づいて適切な措置をとってください。
StateChangeScript が、終了コード n で終了しました。
終了コード n を通知した、Controller の StateChangeScript で設定したスクリプトに問題がないか調査してください。
動的変更の後、現在の RMS 構成定義ファイルが変更されたことが、sdtool によってシャットダウン機構に通知されます。sdtool が異常終了した場合は、BM を終了する必要があります。
sdtool およびシャットダウン機構が正常に動作しているかを確認してください。
重大なエラーです。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
重大なエラーです。
このメッセージを記録して、調査用の情報を採取してください。その後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。
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