TeamWARE Officeでは、データ全体をバックアップするフルバックアップと、更新データのみバックアップする差分バックアップがあります。
なお、差分バックアップユーティリティにおいて使用する、レベル0、レベル1、レベル2といった呼称については、表15.1 バックアップのレベルについてを参照してください。
フルバックアップ
現在のデータすべてをバックアップしたものです。
フルバックアップを取る方法には、以下の2種類があります。
差分バックアップユーティリティの使用
差分バックアップユーティリティでレベル0バックアップを取ります。
OSのバックアップコマンドなどの使用
TeamWARE Officeシステム全体のバックアップをOSのバックアップコマンドなど、差分バックアップユーティリティ以外のツールでバックアップします。この場合、バックアップ情報を記録することでレベル0バックアップとして利用できます。
バックアップ情報の詳細については、"15.6.2 バックアップ情報"を参照してください。
差分バックアップ
以前のバックアップレベルからの差分データをバックアップしたものです。バックアップレベルには、以下の2つがあります。
レベル1バックアップ
差分バックアップユーティリティでレベル1バックアップを取ります。
レベル1バックアップは、レベル0のバックアップから追加/更新のあったデータがバックアップされます。
レベル2バックアップ
差分バックアップユーティリティでレベル2バックアップを取ります。
レベル2バックアップは、レベル0、またはレベル1の最新バックアップから、追加/更新のあったデータがバックアップされます。
レベル | 説明 |
---|---|
レベル0 |
※リストア後の最初のバックアップは、必ずレベル0のバックアップを行ってください。 |
レベル1 | 以前にレベル0が取られた時点からの差分をバックアップ |
レベル2 | 以前にレベル1またはレベル0が取られた時点からの差分をバックアップ |